昔話(20)-藤原氏と陰陽師と天皇(16)

ついてすぐに、
出家するための部屋に入りました。

『藤原道兼』は、
「父親に、出家の事を言っていなかったので、
少しの間、外出するけど、すぐ戻るから、
先に出家しておいて下さい。」と言って、
部屋から出ました。

そして、
隙間から出家したのを確認した後、
父親の『藤原兼家』に、
『花山天皇』の出家を報告するため、
「元慶寺」を出ました。

もちろん、『藤原道兼』は、
出家するつもりはありませんでした。

出家を確認した『藤原兼家』は、

『花山天皇』が、
突然、行方不明となった発表し、
すぐに、天皇を立てなければいけないと言って、

御所にあった皇位継承の証たる三種の神器を、
急いで『懐仁親王』のもとに運ばせ、
『一条天皇』として即位させました。

『安倍晴明』は、
「陰謀により、
帝が退位するという異変。」を感じたので、
式神を呼び出して、
『花山天皇』に、知らせに行かせたそうです。

しかし、式神が到着した時は、
『花山天皇』は、「元慶寺」で、
出家した後でした。

そして、『花山天皇』側近だった
『藤原伊尹』の子『藤原義懐』は、

突然、御所からいなくなった
『花山天皇』を探しましたが、
発見した時には、既に出家していたので、
責任を取り、出家したそうです。

そして、『花山天皇』は、
落ち着きを取り戻した後、
騙されたことを知り、
出家した事を後悔し、
『藤原兼家』の事を恨んだそうです。

以上の事は、「寛和の変」と言われています。

そして、
『藤原兼家』が、
完全に権力を掌握しました。

その後、(続く)
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