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藤原氏と陰陽師と天皇(13)

『花山天皇』は、
物だけではなく、女性に対しても、
美に対する関心があり、
熱しやすく冷めやすいタイプでした。

天皇になる即位式開始の合図がある前に、
高御座の帳を、上げ下げするなどの
式典業務をしていた美しい女官『馬内侍』に一目ぼれして、
突然、玉座の高御座の帳の中に引き込み、
性行為を、はじめました。

腰を上下したせいで、
即位式用の冕冠についている
宝玉や玉佩がぶつかる音がしたそうです。

帳が下がっていたので、
高御座の中の様子が、見えなかったので、

側近たちは、『花山天皇』が、
即位式の開始を早くしろという意味で、
音を立てていると勘違いしたそうです。

そして、
「冕冠が邪魔で重たい。」と
高御座の中から聞こえると、
冕冠が下に落ちてきました。

そのため、
式典を進めていた側近の『藤原惟成』が、
冕冠と叙位の書類を持って、玉座に近づくと、
性行為をしていたので、
驚いて引き止めようとしたのですが、
『花山天皇』は、
手で追い払い、行為を続けました。

そのため、『藤原惟成』は、
何もなかったように式典を進めました。

そして、
『藤原惟成』は、左少弁なので、
位を勝手に決める立場ではありませんでしたが、
独断で位を言い渡しました。

とりあえず、即位式が終わりましたが、
その後も、女性が好きは止まらず、
美人であれば、年も関係なく、
他人の奥さんはもちろん、
誰でも手を出したそうです。

そして、『花山天皇』は、祭りが大好きでした。

賀茂社の臨時祭では、
通常より早い、朝8時に集合を命じました。

貴族たちは、
祭に関連する話があるのかと思って、
急いで集合しました。

すると、そこに、『花山天皇』が、
馬を連れてきました。

そして、嫌がる貴族達を馬に乗せては喜び、
やがて自身も馬に乗ると言い出しました。

一同が困惑していると、
『花山天皇』の面倒を見ていた
外叔父の『藤原義懐』が、遅れてやって来ました。

すると、注意されると思って『花山天皇』は、
顔を真っ赤にして、反省の色を見せました。

『藤原義懐』は、
『花山天皇』の行為に呆れましたが、
何とか雰囲気を変えようとして、
自分が乗りたかったような振りをして、
巧みに乗馬しました。

すると、『花山天皇』は、
顔色が戻って、調子づいて、はしゃいだそうです。

その状況に、
情けないと頭をかかえていた『藤原義懐』に、
周囲は同情したそうです。

しかし、
『花山天皇』が、即位してすぐに、
うしろだてだった『藤原伊尹』が、
死亡しました。

『藤原伊尹』の子『藤原義懐』は、
策士ではありませんでした。

そのため、『藤原伊尹』の弟『藤原兼家』が、
頭角を現してきました。(続く)
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はじめまして!あるブログを拝見していたら、このブログに出会いました。私もブログを開設しています。「鬼藤千春の小説・短歌」で検索できます。一度訪問してみて下さい。よろしくお願い致します。

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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館・動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北・沖縄の
動物病院で勤務しました。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。
詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

高校時代、
筆記試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、
時には、歴史の時は、
現地調査までしていたので、

回答欄のスペースでは、不足したので、
裏まで、時には2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、高校の時は、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、自分だけ白紙が、
2枚配られていました。

先祖が笛が得意だったのと、
子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、話し言葉などは、
意訳の場合もあります。

リンクはフリーです。

知らせてもらえれば、
嬉しいです。

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