日本の外交手腕(2)-外務省『小林祐武』の告白(2)-プール金
- 2023/05/10
- 05:05
【私とキャリが外務省を腐らせました】によると、
外務省の庶務係の『小林祐武』が、
処理した請求書には、
色々なものがあったそうです。
外務省の機密費は、
課長は、30万円、局長は、50万円使えるのですが、
期限内に使い切らない時は、
お店に、架空の領収書を出してもらい、
外務省の各課や各室で、
プール金にしていたそうです。
しかし、
プール金の仕組みを考えたのは、
『小林祐武』ではなく、
外務省では、昔から、行われていたそうです。
外務省では、
税金のプール金を使うのは、
普通の事なので、
罪の意識やためらいは、
まったく無かったそうです。
外務省では、
外国の要人接待の会食などで、
日頃から高級品を食べる機会が多かったので、
プール金で、夜食を頼む時は、
庶民的な、ほか弁ではなく、
当然のごとく、高級店から、
高価な夜食を、頼んでいたそうです。
他にも、課内(社員)旅行の時の、
豪華な旅行代、宿泊代も、
昔から、当たり前の様に、
プール金で、行っていたそうです。
外国で、ホテル宿泊する時、
他国の場合は、シビアな交渉して、
値段交渉するのですが、
日本は、相手の言いなりなので、
外国のホテルでは、
日本担当を希望する担当者が、
多いそうです。
そして、
その時に、お金を貯める技があります。
『小林祐武』が、担当した時、
日本の外務大臣クラスが、
イギリスで滞在した時、割り増し料金で、
1泊、150万円以上にした時がありました。
会計検査が行われた時、
問題視されかも?と、恐る恐る申請しましたが、
何も言われなかったので、
次第に、大きなお金を、プール金にして、
ガンガン使う事に、麻痺していったそうです。
国際会議や首脳会談などでは、
宿泊費などの費用は、招待する国が負担するのが、
慣例だそうです。
日本が招待する国だった場合、
外務省は、とても、喜ぶそうです。
なぜなら、宿泊費や会場費を、
水増しして請求してもらい、
多額のプール金が、作れるからだそうです。
『小林祐武』は、九州沖縄サミットの時、
この方法で、大活躍したそうです。(続く)
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