日本の外交手腕(2)-外務省の仕事は大変なんだ!私腹を肥やして何が悪い!(2)-外務省『小林祐武』の告白(1)
- 2023/05/05
- 05:05
領収書が不要で、
チェックもなく、
制約なく支出可能な
経費の報償費(機密費)があるのは、
官邸と外務省だそうです。
その官邸の機密費から、
多額のお金が、
選挙のたびに、与党議員に、
国会対策で、野党議員に、
渡される事を、
『塩川正十郎』が、財務大臣の時、
うっかり口を滑って言っていまい、
問題となりましたが、
後で、「忘れた。正確な記憶が無い。」と、
訂正して、
結果、うやむやになりましたが、
官邸では、常識だそうです。
外務省の報償費(機密費)は、
首相が、外遊時の経費や、
国の事務、事業を円滑、
効果的に遂行するため、状況に応じて、
その都度の判断で、使用する経費で、
北朝鮮の拉致被害者の帰国費用など、
外国とのやり取りに使うので、
突然の事が起きたりするので、
あらかじめ予算がつけにくいので、
外務省の報償費(機密費)は、
必要な制度です。
外務省の報償費(機密費)は、
年間55億7千万円以上の予算が付きますが、
外務省で、実際に使われるのは、
年間77億円以上で、
内訳は、海外報償費(機密費)が、37億円以上、
東京の本省での報償費(機密費)が、19億円以上、
残りの21億円以上が、
官邸に上納されると言われています。
外務省には、このような、
グレーゾーンの多額のお金があるので、
外務省機密費流用事件以外にも、
外務省では、不祥事が絶えません。
ただし、外務省は、基本的には、発覚する前に、
極秘裏に処理する事が多いので、
世間にばれず、闇に消えるお金が多いのですが、
中には、バレル事もあります。
外務省元課長補佐『小林祐武』が、
25年間の実体験を、告白した、
【私とキャリアが外務省を腐らせました
汚れ仕事ザンゲ録】によると、
外務省元課長補佐『小林祐武』は、
外務省タクシー代水増し請求事件の詐欺罪で、
逮捕される前まで、
外務省のお金の流れが、全て明らかになると、
歴代の首相の闇の部分に、
光が当たってしまうので、
上からの圧力がかかると考え、
逮捕されないと、安心していたそうです。
『小林祐武』は、逮捕されて、
留置場で、一緒になった郵便局員から、
3千円のふるさと小包便を、
食べて逮捕されたと聞いたそうです。
その時、『小林祐武』は、
外務省なら、
横領額が、
十万円以下なら、クビにもならないし、
百万円前後なら、懲戒免職、
刑事告発されても、
金を返金すれば、
起訴猶予になる事が多いので、
郵政公社の厳しさに、驚いたそうです。
ちなみに、『小林祐武』は、裁判の結果、
懲役2年、執行猶予つきの有罪判決と軽い罪でした。(続く)
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