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狂犬病(23)-イスラム(2)-犬は、不浄な動物

イスラム教の教えによると、
匂いのするもの、大きな音を出すものなどは、

不浄なものと、されています。

イスラム教の預言者『ムハンマド』は、

「犬の体や唾液に触れたら、
洗い流さなければいけない。」と、

犬を媒介とした狂犬病などの感染症を警戒して?
言っているそうです。

そして、イスラム教徒は、

匂いがして、大きな鳴き声を出す、

犬に対して、

「不浄な動物」とする見方に加え、

「西洋化の象徴」と考える人も多く、

犬を飼育する事に対して、反発する傾向が、強いそうです。

そして、イスラム教徒にとって、最大の侮辱の言葉は、

「アッラーが、あなたを、犬かブタに変えますように。」だそうです。

ちなみに、猫は、犬とは、待遇が違います。

何故なら、
預言者『ムハンマド』は、猫を、とても可愛がって、

「猫への愛は、信仰の一側面である。」と言ったので、

「猫は、清潔で、イスラム教徒にとっての真のペット」とまで、
言われています。

そして、
犬は、モスクには、入れませんが、

猫は、清潔な動物とされているので、

モスクに入る事が、許されているそうです。

そのため、
イスラム教国では、

猫は、たくさんいますが、

犬は、あまりいません。

ちなみに、
以前、オーストラリアから日本に戻る時に、
飛行機の乗り換え地が、

ブルネイ・ダルサラーム国でした。

お金持ちのイスラム教国という事しか、知らなかったのですが、

ビザ不要と知り、

どのような国かを見たいと、ふと思いつき、

ノープランで、

ブルネイ・ダルサラーム国を、放浪する事にしました。

そして、適当にホテルに入り、
片言英語が通じるか不明でしたが、
どうにか通じて、泊まるホテルを決めました。

ホテルの部屋を案内してくれた従業員に対して、

下調べをしていなかったので、
チップが必要かどうか、分からなかったのですが、

念のため、チップを渡して、

街中の案内マップがあるか聞くと、

大まかな見どころと、施設が書いてある、
簡単なマップをくれました。

ちなみに、後日分かったのですが、

ブルネイ・ダルサラーム国の憲法では、

公用語は、マレー語と定められていますが、

英語も広く使われ、

中国語も、使われているそうです。

簡単なマップを見ながら、街を散策していると、

モスクから、祈りの言葉が、
街中に、大音量で流れていました。


気になったので、
モスクに入ろうとした時、
ヨレヨレのTシャツと半ズボンという、
ラフな格好だったので、

中国語ではなく、英語で、注意されました。

そのため、
ホテルに戻って、
長そでシャツ、長ズボンに着替えて、
モスクに行くと、入ることが出来ました。

そして、
中国語ではなく、英語で、
何処から来たかと聞かれたので、

日本と答えたら、

日本は、とても良い国だと言って、

モスクまで入ってくる日本人は、珍しいと言って、

もの凄く詳しく、モスクを案内してくれました。

そして、英語で、
職業を聞かれたので、獣医(vet)と答えると、

野生動物見学ツアーがあるので、
ツアーの申し込み場所を教えるから、
ぜひ行くべきだと言ってきましたが、

ボッタクられそうな気がしたし、
街中の様子を、見たかったので、

それを断りました。

でも、後で考えると、

外国人から見ると、
中国人と日本人は、同じように、見えるのに、

何故、中国言で、話かけてこなかったのか、不思議です。

モスクの見学の後、
街に行くと、ファーストフードのマックがあったので、
腹ごしらえしてから、

高校時代、日大の芸術学部に入学して、
映画監督を!と考えた事もあったので、

その国の文化を知るためには、映画だと思い、
映画館に行きました。

でも、適当に映画館に入ったので、
どこの国の映画なのかは、分かりませんでした。

しゃべっている言葉は、まったく分かりませんでしたが、
字幕が、英語、漢字(中国語?)など数か所について、
字幕を見比べ、細かい事は、分かりませんでしたが、
内容を、おおざっぱに理解しました。

ちなみに、
オーストラリアを、放浪していた時も、
映画を見ました。


でも、字幕はありませんでした。(続く)
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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館、動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北、沖縄の
動物病院で勤務しました。

大阪に住んでいた時、
ジュニアリーダーをしていたので、
キャンプなどの指導などをしていました。

旅が好きで、バイクや車で
北海道や東北、関東などを、

野宿しながら、放浪しました。

そして、
海外14カ国を、放浪し、

海外の複数の動物園や水族館で、
研修しました。

詳しくは、
別のブログ「あっちこっち雑記」で。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。

先祖は、足利尊氏と戦い、
多々良浜の戦いでは、
敗戦しましたが、

筑後川の戦いなど、
最終的には勝利し、

3代将軍足利義満まで、九州を治め、

中国の「明」と、貿易をしていました。

詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、

特に歴史の時は、
現地調査までする事があったので、

筆記試験の時は

関連事項まで、詳細に書くと、

テスト用紙の回答欄のスペースでは、

ものすごく不足したので、

裏まで書いても不足した時には、

2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、
白紙が、2枚配られるようになりました。

先祖は笛が得意で、
後白河法皇、後鳥羽天皇に、
褒められた事があります。

自分も、子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

水族館、動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、色々な事を書いていますが、
話し言葉や細かい所などは、
意訳の場合もあります。

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