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狂犬病(24)-イスラム(3)-モロッコ-SFTアニマルサンクチュアリ

イスラム教徒は、犬に対して、

「不浄な汚れた動物」とする見方に加え、

「西洋化の象徴」と考える人も多く、

犬を飼育する事に対して、

反発する傾向が、強いそうです。

イスラム教国のモロッコは、

古くからヨーロッパ、アフリカ、
アラブをつなぐ交易の十字路で、

ヨーロッパの文化が、
絶えず流れ込んでいるし、

憲法では宗教の自由も保障されているので、

戒律の厳しいイスラム圏の雰囲気は、
薄いので、

厳格なイスラム国より、

犬の飼育されている数は、多いそうです。

しかし、モロッコには、ペットショップはなく、
犬は、知人から譲り受けるのが、一般的だそうです。

一応、動物病院は、あるけど

犬には、狂犬病予防接種は、
ほとんどしていないそうです。

そのため、毎年、80人位が、狂犬病で亡くなるので、

モロッコ政府は、野良犬の不妊手術や
狂犬病ワクチン接種に力を入れると発表しましたが、

狂犬病感染している危険な野良犬や
絶え間ない吠え声で、睡眠が妨害されたりするので、

野良犬の数を減らしたい警察や市民は、
野良犬を銃で撃ったり、毒殺したり、
撲殺したりしているそうです。

絶対に気分が悪くなるので、
犬を銃殺しているのが、you tubeで見れますが、
見ない方がいいと思います。


でも、だいたい、日本でも、

飼育していた牛、豚、鶏、

狩猟で得られた鹿、猪、

漁で得られた鯨、魚など、色々な肉を食べますが、

元々は、生きていたので、

殺害風景を見てないだけです。

自分も見たことがありますが、

獣医師なら、勉強の一環で、
と畜場を、見学した事があると思います。

見ない方がいいと思いますが、
日本のと畜場は、YOU TUBEで見れます。

そして、
日本の動物病院では、レントゲンの設備があるのが、
普通ですが、

モロッコの動物病には、レントゲンの設備がないのが、
普通だそうです。

レントゲンを撮影する場合は、
動物病院から、撮影部位の指示書を書いてもらって、

人間の医療機関に行き、

人間と同じレントゲン撮影機で、撮影するそうです。

そして、
レントゲン写真を持って、動物病院に戻り、
治療するのですが、

もし、その写真が不十分だったら、
再び、撮影するそうです。

ちなみに、海外のほとんど国では、
人間の医療費も、日本みたいに保険制度がないので、
ものすごく高額です。

そのため、
海外の動物病院も、高額で、

モロッコの動物病院の費用も、かなり高額だそうです。

でも、日本が、安いだけで、

イギリスの知人の動物病院では、
再診料だけで、約4千円と言っていました。

だから、海外では、人間も、動物も、
病気になる可能性があるので、
気楽に病院には、行けません。

だから、自分も放浪する時は、
民間の保険をかけていました。

そして、モロッコでは、
野良犬を殺す人もいますが、助ける人もいます。

動物保護を行う、
非営利団体SFTアニマルサンクチュアリ

創設者『Salima Kadaoui』は、

スクリーンショット 2022-11-26 085721

2017年、モロッコを、
アフリカ初の狂犬病ゼロの国にすることを目標にして、

3万頭以上の野良犬に、
狂犬病ワクチン接種と不妊手術を行う

「Project Hayat」(Hayat:アラビア語で、命)を、創設しました。

YOUTUBEで、概要が見れます。

そして、
狂犬病ワクチン接種して解放した犬は、
2千5百頭以上になり、

活動が認められて、

政府から資金援助を、
受けるようになったそうです。

ちなみに、
SFTアニマルサンクチュアリでは、
動物虐待などの残酷な事件は、

教育が不足しているからとの考えから、

地域の学校に行き、

生き物の世話をすることの重要性を、
知ってもらったり、

野良犬への対応の仕方などを、
教えるなどの活動をしているそうです。



自分も、動物園勤務の時は、
自然について考える「ネーチャーゲーム」や、
動物の事を知ってもらえる「わくわく観察会」、
動物園情報誌「コミュニケーション」などを、
企画していましたが、面白かったです。

ちなみに、
自分が名前を考えた「コミュニケーション」は、
継続して、毎年、発行してくれています。


そして、
SFTアニマルサンクチュアリは、
8千㎡の敷地があり、
5百頭を超える犬猫ロバなどの動物を飼育して、
犬は、約500頭匹が保護されて、


毎年、約60頭の犬を、
ヨーロッパの家庭に、
里子として送り出しているそうです。

『Salima Kadaoui』は、

「里親が見つかるのは、
とても素晴らしいことです。

でも、街には、3万頭以上の野良犬がいます。

里子に出しても、解決はしません。

解決策は、人間が、犬たちと共生することを学び、
彼らに気を配ることです。」と言っています。(続く)
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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館、動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北、沖縄の
動物病院で勤務しました。

大阪に住んでいた時、
ジュニアリーダーをしていたので、
キャンプなどの指導などをしていました。

旅が好きで、バイクや車で
北海道や東北、関東などを、

野宿しながら、放浪しました。

そして、
海外14カ国を、放浪し、

海外の複数の動物園や水族館で、
研修しました。

詳しくは、
別のブログ「あっちこっち雑記」で。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。

先祖は、足利尊氏と戦い、
多々良浜の戦いでは、
敗戦しましたが、

筑後川の戦いなど、
最終的には勝利し、

3代将軍足利義満まで、九州を治め、

中国の「明」と、貿易をしていました。

詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、

特に歴史の時は、
現地調査までする事があったので、

筆記試験の時は

関連事項まで、詳細に書くと、

テスト用紙の回答欄のスペースでは、

ものすごく不足したので、

裏まで書いても不足した時には、

2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、
白紙が、2枚配られるようになりました。

先祖は笛が得意で、
後白河法皇、後鳥羽天皇に、
褒められた事があります。

自分も、子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

水族館、動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、色々な事を書いていますが、
話し言葉や細かい所などは、
意訳の場合もあります。

リンクはフリーです。

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