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感染予防(2)-狂犬病(13)-治療(3)-ミルウォーキー・プロトコル(2)

狂犬病治療チームが調査していると、

「麻酔薬のケタミンと
精神障害モデル動物を作成するために、
使用される毒性の強い「ジゾシルピン(MK-801)」という薬が、

ラットの実験で、狂犬病ウイルスの阻止効果が、
見られた。」という、

パスツール研究所の『アンリ・チアン』の論文を見つけました。

そして、
狂犬病治療チームは、
免疫系が抗体を分泌して、
ウイルスを撃退するまで、

ウイルスから、身体と脳を守るため
昏睡状態にするという、
狂犬病の実験的治療を考案し、

『Jeanna Giease』の両親に、
実験的治療の同意を求めたところ、
承諾しました。

そして、狂犬病治療チームは、
脳の活動を抑えるため、
麻酔薬ケタミンと鎮静剤ミダゾラムの混合薬を投与し、
『Jeanna Giease』を、昏睡状態にしました。

そして、
抗ウイルス薬のアマンタジンを投与し、

「アメリカ疾病予防管理センター(CDC)」の
狂犬病ユニット長『Charles Ruprecht』のアドバイスで、
抗ウイルス剤リバビリンも投与しました。

すでに脳の中には、
大量の狂犬病ウイルスが存在していると考え、

不活化ワクチンや免疫血清を用いることは、

むしろ自然の免疫反応を妨げると考え使用せず、

自分の免疫系が、ウイルスを攻撃するのを待ちました。

6日間、昏睡状態が続いた後、
血液と髄液について、狂犬病ウイルス抗体を

調べたところ著しい上昇が認められ、

免疫系がウイルスと闘っていることが推測されました。

狂犬病治療チームは、初めての経験なので、
何が起こるのかまったく予想はつかなかったのですが、
昏睡状態から目覚めさせる時が、
最大の試練だと考えていました。

そして、
麻酔薬の量を徐々に減らし、昏睡状態から、
覚醒させることにしましたが、

完全に麻痺していて、反応がありませんでした。

しかし、翌日、(続く)
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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館、動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北、沖縄の
動物病院で勤務しました。

短期間ですが、
オーストラリアなど
海外の複数の動物園や水族館で、
研修しました。

海外14カ国を、旅しました。

詳しくは、
別のブログ「あっちこっち雑記」で。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。

先祖は、足利尊氏と戦い、
多々良浜の戦いでは、
敗戦しましたが、

筑後川の戦いなど、
最終的には勝利し、

3代将軍足利義満まで、九州を治め、

中国の「明」と、貿易をしていました。

詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、

特に歴史の時は、
現地調査までする事があったので、

筆記試験の時は

関連事項まで、詳細に書くと、

テスト用紙の回答欄のスペースでは、

ものすごく不足したので、

裏まで書いても不足した時には、

2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、
白紙が、2枚配られるようになりました。

先祖は笛が得意で、
後白河法皇、後鳥羽天皇に、
褒められた事があります。

自分も、子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

水族館、動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、色々な事を書いていますが、
話し言葉や細かい所などは、
意訳の場合もあります。

リンクはフリーです。

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