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感染予防(2)-ルイ・パスツール(3)-微粒子病(2)

『ルイ・パスツール』は、
カイコの微粒子病の研究していましたが、

1867年、脳卒中で倒れ、左半身不随になりました。

しかし、不屈の精神で、研究を続け、
左手で、フラスコを持つ時は、

右手で左手の指を激痛に耐えながら、
一本ずつ開き、つかんだそうです。

そして、微粒子病は、
微胞子虫(Nosema bombycis )の感染ということを、
発見しました。

そのため、顕微鏡でよく調べて、

微胞子虫(Nosema bombycis )に感染した成虫が、

産んだ全ての卵を取り除いて、

病気の拡大を防ぐ事に成功しました。

1876年、
ドイツの医師、細菌学者『ロベルト・コッホ』が、

1)ある一定の病気には一定の微生物が見出される。
2)その微生物を分離できる。
3)分離した微生物を感受性のある動物に感染させて、
同じ病気を起こせる。
4)そしてその病巣部から、同じ微生物が分離される。という、

「コッホの4原則」により、

炭疽病の原因は、炭疽菌(Bacillus anthracis)であることを発見し、

「伝染病は、特定の細菌によっておきる。」という論文を、
発表しました。

これは、初めて細菌と病原性の関係が、
証明されたものだそうです。

ちなみに、「コッホの4原則」の原案は、
「ヘンレの3原則」と言われています。

『ロベルト・コッホ』は、ゲッティンゲン大学で学んでいましたが、
その時の恩師が、『ヤーコプ・ヘンレ』組織学教授です。

その『ヤーコプ・ヘンレ』が、
1840年に、発表した「ヘンレの3原則」で、
1)ある一定の病気には一定の微生物が見出される。
2)その微生物を分離できる。
3)分離した微生物を感受性のある動物に感染させて、
同じ病気を起こせる。というものです。

しかし、1840年代、
病巣部に特定の微生物が存在する事は、
分かっていましたが、

当時の技術では、
その微生物を単独で分離することが不可能だったので、
「ヘンレの3原則」の証明が、不可能でした。

医師・細菌学者『ロベルト・コッホ』が、
炭疽病の原因を炭疽菌(Bacillus anthracis)と発表したのと同じ頃、

生化学者・細菌学者『ルイ・パスツール』は、

病気の予防のために、政治が大切と考え、

上院議員に立候補しましたが、

残念ながら、落選し、落胆していました。

しかし、生化学者・細菌学者『ルイ・パスツール』は、

ライバルの医師・細菌学者『ロベルト・コッホ』が、

炭疽菌(Bacillus anthracis)を発見した事に影響されて、

政治活動をやめて、再び、研究生活を再開しました。(続く)
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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館、動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北、沖縄の
動物病院で勤務しました。

短期間ですが、
オーストラリアなど
海外の複数の動物園や水族館で、
研修しました。

海外14カ国を、旅しました。

詳しくは、
別のブログ「あっちこっち雑記」で。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。

先祖は、足利尊氏と戦い、
多々良浜の戦いでは、
敗戦しましたが、

筑後川の戦いなど、
最終的には勝利し、

3代将軍足利義満まで、九州を治め、

中国の「明」と、貿易をしていました。

詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、

特に歴史の時は、
現地調査までする事があったので、

筆記試験の時は

関連事項まで、詳細に書くと、

テスト用紙の回答欄のスペースでは、

ものすごく不足したので、

裏まで書いても不足した時には、

2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、
白紙が、2枚配られるようになりました。

先祖は笛が得意で、
後白河法皇、後鳥羽天皇に、
褒められた事があります。

自分も、子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

水族館、動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、色々な事を書いていますが、
話し言葉や細かい所などは、
意訳の場合もあります。

リンクはフリーです。

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