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感染予防(2)-自然発生説(4)-ルイ・パスツール(2)-微粒子病(1)

フランスは、
ヨーロッパでは、絹の産地として知られていました。

しかし、
1850年代より、フランスでは、
微粒子病と呼ばれる病気により、
たくさんのカイコが死んで、

フランスの養蚕業は、滅亡寸前でした。

そのため、1865年、『ルイ・パスツール』は、
カイコの微粒子病の研究を、開始することになりました。

しかし、『ルイ・パスツール』は、
カイコの幼虫が、サナギになることや、
幼虫が、糸を吐いて繭をつくって成虫になるなど、

カイコどころか、昆虫の事を、まったく知らなかったので、
カイコについての基礎知識を得るため、
フランスで有名な昆虫学者
『ジャン=アンリ・カジミール・ファーブル』の所に行き、
学んだそうです。

『ジャン=アンリ・カジミール・ファーブル』は、
『ルイ・パスツール』が、昆虫について全く知らなかったので、
驚いたそうですが、
研究に挑む態度に感動したそうです。

ちなみに、
徳川幕府の14代将軍『徳川家茂』は、

フランスの養蚕業が壊滅状態になった事を知り、

日本カイコの卵を集めて、
フランスに寄贈したそうです。

日本のカイコの話は、長くなるので、後日詳しく…。

そして、カイコの卵の一部は、
『ルイ・パスツール』の所へ、
研究用として、分け与えられたそうです。

そして、1867年、『ナポレオン・ボナパルト』の甥で、

フランス第二帝政の皇帝『ナポレオン3世』は、謝礼として、

徳川幕府に、アラビア馬26頭を贈呈したそうです。

『ナポレオン・ボナパルト』と『ナポレオン3世』の話については、
後日詳しく…。

しかし、戊辰戦争など明治維新前後の混乱の中で、
一時行方不明となりましたが、

その後、再発見され、アングロアラブとして、
日本の競馬に貢献した血統もあるそうです。

しかし、
『ナポレオン3世』が日本と関係を親しくした裏には、
日本に対する野望がありましたが、
その話は後日詳しく…。(続く)
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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館、動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北、沖縄の
動物病院で勤務しました。

大阪に住んでいた時、
ジュニアリーダーをしていたので、
キャンプなどの指導などをしていました。

旅が好きで、バイクや車で
北海道や東北、関東などを、

野宿しながら、旅をしていました。

そして、
海外14カ国を、旅をして、

海外の複数の動物園や水族館で、
研修しました。

詳しくは、
別のブログ「あっちこっち雑記」で。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。

先祖は、足利尊氏と戦い、
多々良浜の戦いでは、
敗戦しましたが、

筑後川の戦いなど、
最終的には勝利し、

3代将軍足利義満まで、九州を治め、

中国の「明」と、貿易をしていました。

詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、

特に歴史の時は、
現地調査までする事があったので、

筆記試験の時は

関連事項まで、詳細に書くと、

テスト用紙の回答欄のスペースでは、

ものすごく不足したので、

裏まで書いても不足した時には、

2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、
白紙が、2枚配られるようになりました。

だから、
高校の時、歴史の先生から、
歴史関係の進路を、
ものすごく強く勧められました。

でも、
生物の方が好きだったので、
獣医になりました。

先祖は笛が得意で、
後白河法皇、後鳥羽天皇に、
褒められた事があります。

自分も、子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

水族館、動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、色々な事を書いていますが、
話し言葉や細かい所などは、
意訳の場合もあります。

リンクはフリーです。

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