昔話(12)-藤原氏と陰陽師と天皇(8)

『安倍晴明』が、陰陽道に関する
最古の書物『占事略决(決)』を書いていますが、

その中に、『安倍晴明』が
よく使役した式神( 識神、式鬼神)『12天将』について、
記載されています。

騰虵 火神 「巳」 炎に包まれ羽の生えた蛇
朱雀 火神 「午」 南方を守護する
六合 木神 「卯」 平和や調和を司る
勾陳 土神 「辰」 金の蛇の姿、京の中心を守護する
青竜 木神 「虎」 東方を守護する
貴人 上神 「丑」 十二天将の主神、天と地との間を往復し、
            四方を規則的に巡る
天后 水神 「亥」 航海の安全を司る女神
大陰 金神 「酉「 智恵長けた老婆
玄武 水神 「子」 北方を守護する
大裳 土神 「未」 四時の善神。天帝に仕える文官
白虎 金神 「申」 西方を守護する
天空 土神 「戌」 霧や黄砂を呼ぶ
以上が『12天将』だそうです。

『安倍晴明』の妻『梨花』が、
式神を怖がったので、

式神を、『一条戻橋』の下に隠しておいて、
用があるときだけ、橋に向かって手を打って、
呼び出したそうです。

ちなみに、
『高倉天皇』の中宮『建礼門院』の出産の時、
その母の『二位殿』が、
『一条戻橋』で『橋占』を行ったそうです。

ちなみに、『橋占』とは、
橋を通りがかる人々の会話の内容を元に占う事です。

その時、突然、橋の上に12人の童子が現れて来て、
手を打ち鳴らしながら橋を渡り、
生まれた皇子(後の『安徳天皇』)の将来を、
予言する歌を歌ったそうです。

予言する歌を、歌った12人の童子は、
『安倍晴明』の式神 『12天将』と言われています。

『一条戻橋』の不思議な話がありますが、
後日。(続く)
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