フランス革命(2)-偉人、…でも変態『ジャン=ジャック・ルソー』(2)
- 2020/12/30
- 05:05
1712年6月28日、スイスのジュネーヴで、
代々続く、時計職人の子として、誕生しましたが、
生後9日目に、母親は、死亡しました。
ちなみに、
『ジャン=ジャック・ルソー』は、
神学校に通ったことがありますが、
学校の雰囲気に馴染めず、1年と持たなかったので、
実は、学校で、しっかりと勉強した事は、無く、
親戚や父から、文字を学んだり、
父が、読書好きだったので、
その影響を受け、
ものすごく沢山の本を読み、
読書で、物事を学んだそうです。
1722年、
『ジャン=ジャック・ルソー』の父が、貴族との喧嘩がもとで、
告訴され、逃亡する事になり、
一家離散となりました。
そして、『ジャン=ジャック・ルソー』は、
親戚の紹介で、
『ランベルシェ』牧師に預けられる事になりましたが、
『ハリー・ポッター』が、母方の親戚のダーズリー家に、
引き取られてから、冷遇されたように、
牧師の妹で、未婚の40代の『ランベルシェ』から、
身に覚えのない罪で、
度々折檻されたそうです。
そのため、
『ジャン=ジャック・ルソー』は、
後日、啓蒙思想の元となる、
不法な支配への反発心が、形成されました。
それと共に、いじめによる快感も覚え、
マゾヒズムという性癖も形成され、一生続いたそうです。
ついでに言えば、
『ジャン=ジャック・ルソー』は、露出癖があり、
街中で、若い女性の前で、突然、下半身露出したり、
重度の被害妄想も、あったそうです。
露出して、逮捕された時の事を、
後日、回想録で、
「女性が抱かれた時の事を連想してもらおうと、
裸になったが、
もう少し、派手に露出した方が、
良かったかも?」と反省したそうです。
性交、マゾヒズム、露出する時の爽快感など、
自分の性癖については、
後世に伝えたかったらしく、
「横暴な情婦の足元にひざまずき、
彼女の命令に従い、
彼女に許しを乞うことが、
私にとって極めて快楽だった。」など、
自伝に、詳しく書いています。
その後、『ジャン=ジャック・ルソー』は、
彫金師の元で、徒弟奉公をしましたが、
日常的に虐待を受けたそうです。
そのうちに、次第に嘘をついて、仕事をさぼったり、
悪事や盗みを働くようになったそうです。
『ジャン=ジャック・ルソー』は、貸本屋で本を借りて、
仕事中でも、読書して、
親方に本を取り上げられたり、捨てられたりしましたが、
趣味の読書は、続けたそうです。
そして、1728年、
門限に遅れたので、親方に怒られると思い、
一層の事、逃げてしまえと思い、
そのまま、放浪生活をしたそうです。
ちなみに、
自分は、オーストラリア、ニュージーランド、
ブルネイ、インドなどを、放浪した事があります。
放浪は、良い経験になりました。(続く)
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