朝鮮半島情勢（95）-韓国（73）-グリーンカード兵士

グリーンカードは、外国人のアメリカ永住権のことで、
ビザ申請が不必要で、
いつでもアメリカに、入国できるそうです。

通常、アメリカの市民権を得るには、
グリーンカード権取得後、約５年と厳しい審査がありますが、

グリーンカード所持者が、兵役に就くと、
半年位で、アメリカの市民権を取得できるそうです。

そして、
入隊一時金として約２００万円が支払われるそうです。

そして、階級により変わりますが、
年収で、最大約３千万円から約２５０万円で、
危険な業務をすると、
危険手当が、約２万４千円から約５万円、
パラシュート降下、爆破行為、ダイビングの任務だと、
約２万４千円が支給されるそうです。

そして、除隊後、大学に進学すると、

さらに、奨学金が、約８００万円支援されるそうです。

そのため、
韓国では、徴兵で韓国兵になるよりも、

アメリカ兵になることに憧れる若者が、増えているそうです。

２０１６年の統計では、
アメリカ軍に服務する外国出身者は、

「グリーンカード兵士」と呼ばれ、

約４万人以上いて、

出身者を国別に見れば、
１位は、フィリピンの約１万５千人、２位は、メキシコ、
３位は、ジャマイカで、

韓国は、４位で、約２千人だそうです。

ちなみに、
アメリカ海軍の兵員の３分の１が、
グリーンカード兵士と言われています。

ちなみに、
イラク戦争の時、

アメリカの公式発表では、
アメリカ兵の戦死者は、約１５００人ですが、

この戦死者数には、
グリーンカード兵士は、含まれていないそうです。

ちなみに、イラク戦争開始後、
戦死した１０人の兵士のうち５人は、
グリーンカード兵士と言われています。（続く）