朝鮮半島情勢（73）-韓国（51）-慰安婦問題『尹美香』の陰謀と嘘つき『李容洙』（1）

国内外から集めた寄付金と
韓国政府からの補助金で、

運営されている慰安婦支援団体

「韓国挺身隊問題対策協議会
（日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯）」の

前代表『尹美香』は、

１９６４年生まれで、
韓国の梨花女子大学校でキリスト教を勉強して、
その後、日本政府の慰安婦に関心を持ち、

日本の従軍慰安婦問題の世論を主導し、

継続は力なりと言いながら、

ソウルの日本大使館前で、長年に渡り、

毎週水曜日に、水曜日集会と言って、

学生たちなどを集めて、

日本に対する慰安婦問題の抗議活動を、

主催していたそうです。

『尹美香』は、抗議活動の時、

「国会でしなければならない一番大きな役割の一つは、

日本軍の性奴隷制度と関連した真相究明と謝罪、

それを未来世代へ伝えるための教育など、
様々な活動を支援できる法制度を整えること！

日本の性奴隷関連の博物館を整備する活動や

日本によって踏みにじられた女性の人権を、

国際社会で、どんどん発言する活動などにより、

日本の悪行を、
国際社会に拡散させることが出来る。」と言って、

慰安婦問題に対する教育と研究活動などに対する政府支援を、
法制化し、

国連や多国間外交の舞台で、

日本の慰安婦問題を積極的に提起して、

国際的な連帯を強化していく事を、目標として、
抗議活動を主催しているそうです。

１９９３年、日本の内閣官房長官『河野洋平』は、
日本軍慰安婦問題を、公式に認めて謝罪しました。

１９９５年には、内閣官房長官『河野洋平』の主導の下に、
慰安婦問題解決のため、日本全国に寄付金を募り、
アジア女性基金を、設立しました。

にもかかわらず、
『尹美香』は、日本政府が主導した犯罪なのだから、
日本政府が、日本の国家責任を認め、
大々的に謝罪してから、お金を渡すのが筋なので、

それをしないで、お金だけを渡すのは、
おかしいという主張を展開し、

補償金の受け取りを拒否するように、韓国政府に働きかけました。

慰安婦問題で北朝鮮を訪問した『尹美香』は、
北朝鮮との連帯を強調し、
北朝鮮当局も、アジア女性基金からの補償を拒否しました。

しかし、
１９９７年に、元慰安婦とされる７人が、
日本政府によるアジア女性基金を受領しました。

すると、
『尹美香』は、

「日本政府によるアジア女性基金は、
謝罪のない日本政府のお金は、汚い金だ！

受領した元慰安婦とされる７人の行為は、

裏切り行為で、売女だ！」と、強く非難しました。

そして、韓国の全マスコミも、７人の行為は、
許されるものではない！と猛反発しました。

そして、
『尹美香』は、知り合いの元慰安婦５４人に、

基金を受けとらないとする念書に印鑑を押せと、
ものすごく強く迫ったそうです。

５４人の元慰安婦は、
『尹美香』の恐ろしいまでの剣幕に、圧倒されたそうです。

元慰安婦の７人は実名報道されたので、
韓国国内の批判対象者となったので、

その後、日本側は、

基金を受け取りたい慰安婦らのために、

特定されないように配慮し、最終的に６１人に支給したそうです。

２０１２年に日本は、韓国に対して、
慰安婦問題の解決策を提示しました。

しかし、
韓国の外交部東北アジア局長『趙世暎』は、

「日本の国家責任を認めていない案を、

『尹美香』の「韓国挺身隊問題対策協議会
（日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯）」が、
受け入れるとは思えない。」と言って、拒否したそうです。

『尹美香』の「韓国挺身隊問題対策協議会
（日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯）」は、
慰安婦問題の解決を阻止するほど、

韓国政府に、多大な影響力を持っていました。

２０１２年、『尹美香』は、
アメリカに行き、国連人権理事会の各国代表、
アメリカ政府関係者に、
日本軍慰安婦問題に関する要請書を、
渡しました。

しかし、
韓国軍がベトナム戦争時に、
ベトナム人に対して、強制的に慰安婦とし、
韓国軍人とベトナム人女性の間に生まれた
子供「ライダイハン」については、

韓国側は正式な謝罪も賠償も、
ベトナム側にしていないのに、

日本に対しては、
従軍慰安婦問題をずっと主張している韓国。

韓国では、日本の慰安婦像を建てましたが、
イギリスでは、
韓国軍による性暴力被害者を象徴する
「ライダイハンの母子像」を建てました。

日本でも、「ライダイハンの母子像」を、
世界で建てるのに協力したら、韓国も黙ると思います。

ちなみに、
『尹美香』は、韓国の慰安婦問題の「ライダイハン」については、
一切言葉を発していません。（続く）