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朝鮮半島情勢(63)-韓国(44)-脱北(4)-『文在寅』の対処法(2)

脱北して、脱北者支援を行っている、
作家『李朱星』によると、

『文在寅』は、韓国大統領になる前から、
脱北者には、厳しかったそうです。

2008年2月8日、
北朝鮮から、ゴムボートで漂流していた22人が、
韓国海軍に救助されました。

救出された22人は、
16歳前後の学生3人を含む、男性8人、女性14人で、
北朝鮮の鉄山郡東倉里の水産事業所、
協同農場などの労働者でした。

その時の韓国大統領は、『盧武鉉』でしたが、

その当時、大統領秘書室長だった『文在寅』が、

22人の脱北者たちの亡命意思を調査することなく、

7時間の即断即決で、
北朝鮮に強制送還させるよう指示したそうです。

この時、『盧武鉉』韓国大統領が、

「彼らを北朝鮮に送ったら、
殺されるのではないか?」と言うと、

大統領秘書室長だった『文在寅』は、

「もし、全員が、脱北者と仮定して、

22人もの沢山の脱北者を、一度に受け入れる事は、
北朝鮮を怒らせることになり、
南北関係を良くするためには、障害になる。

将来の事を考えれば、韓国政府にとって負担になる。

ここは、大局を考え、
甘受しなければいけない。」と答えたそうです。

そして、
韓国の国家情報院は、

「ゴムボートで漂流していた22人は、

北朝鮮で、牡蠣漁をするために、
動力船が引くゴムボート2隻に分乗して、

出航した後、遭難し、漂流して韓国に来た。

脱北者ではないし、

北朝鮮への帰還を希望しているので、

希望通り、全員、北朝鮮に帰国させます。」と発表しました。  

しかし、その後、
北朝鮮に送還された22人は、

全員、

黄海海州公設運動場で、公開銃殺されたそうです。

この事から、送還された22人は、
脱北者だったと考えられています。

だいたい、
ゴムボートに乗って、学生を伴って、
牡蠣を取りに行く事は、考えにくいし、

ゴムボートは、軽量でスピードが出るので、
脱北に使われる事が多いので、

元人権は弁護士で、頭脳明晰な『文在寅』は、
脱北してきた事は、知っていたし、
北朝鮮に戻った後、
全員、殺される事は、分かっていたと考えられます。

そして、
『文在寅』が、韓国大統領になりましたが、

『文在寅』韓国大統領は、犬猫が好きなので、
犬や猫といったペットが、
虐待を受けたりすることがあれば、
警察を動員して捜査するのですが、

脱北者は、別で、

『文在寅』の両親は、脱北者ですが、

韓国大統領になってから、
韓国に定着した脱北者たちに、
厳しい政策をする方針にして、

韓国への脱北希望者を、減らすようにしたそうです。

『文在寅』韓国大統領は、

『朴槿惠』が、北朝鮮人権改善と韓国で活動する、
脱北者団体活動を支援する目的で、

設立した公益財団「北朝鮮人権財団」に対して、

公的な支援金を廃止し、全面解体させ、

脱北者が運営する韓国に40以上ある、
北朝鮮人権団体への政府支援も、全て打ち切りました。

政府の管轄機関の南北ハナ財団は、

年間約3千5百万円の予算で、
脱北者支援を行っていましたが、

『文在寅』韓国大統領の意向を受け、
予算削減されたので、

今まで行っていた脱北者支援が困難になり、

脱北者が、脱北したばかりで、お金がなく、

救済が必要なので、支援を要請しても、
支援を受ける事が出来なくなり、

餓死する脱北者が、出てきたそうです。(続く)
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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館、動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北、沖縄の
動物病院で勤務しました。

大阪に住んでいた時、
ジュニアリーダーをしていたので、
キャンプなどの指導などをしていました。

旅が好きで、バイクや車で
北海道や東北、関東などを、

野宿しながら、放浪しました。

そして、
海外14カ国を、放浪し、

海外の複数の動物園や水族館で、
研修しました。

詳しくは、
別のブログ「あっちこっち雑記」で。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。

先祖は、足利尊氏と戦い、
多々良浜の戦いでは、
敗戦しましたが、

筑後川の戦いなど、
最終的には勝利し、

3代将軍足利義満まで、九州を治め、

中国の「明」と、貿易をしていました。

詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、

特に歴史の時は、
現地調査までする事があったので、

筆記試験の時は

関連事項まで、詳細に書くと、

テスト用紙の回答欄のスペースでは、

ものすごく不足したので、

裏まで書いても不足した時には、

2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、
白紙が、2枚配られるようになりました。

先祖は笛が得意で、
後白河法皇、後鳥羽天皇に、
褒められた事があります。

自分も、子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

水族館、動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、色々な事を書いていますが、
話し言葉や細かい所などは、
意訳の場合もあります。

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