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朝鮮半島情勢(55)-北朝鮮(8)-収容所(2)

SF映画「アイランド」では、
遺伝子操作で生まれた人々が、

徹底管理のゆき届いたコロニーで、

自分たちが、遺伝子操作で生まれたとは知らず、

みんな同じ白い服を着て、何も疑問を抱かずに、
暮らしていました。

しかし、
指定された地域以外は、汚染された地域で、
行くと死ぬと言われていました。

そして、コロニーより、
ものすごく快適な夢の国アイランドという所があり、
そこは、ものすごく幸せになる所で、

コロニーでは、毎日抽選が行われ、
運よく当選した人物だけが、
夢の国アイランド行きを許されて、

みんなの夢は、夢の国アイランドに行く事でした。

しかし、実際は、
当選して、アイランドへ行くと、

臓器を摘出されたり、

代理母として妊娠させられ、
出産後、殺されるのでした。

実は、
コロニーの外は、汚染されてなく、
コロニーの住人は、

保険会社のクライアントに臓器や

代理母を提供するためのクローンで、

幼い時の記憶でさえもプログラムで、
捏造されたもでした。

続きは、映画で…。

漫画「約束のネバーランド」も、
鬼の「人間飼育場」の話ですが、
詳しくは、漫画で…。

このような、
映画の話は、作り物と思うかもしれませんが、

実は、現在も、
映画よりひどい想像を絶する事が、
北朝鮮では、行われています。

1982年11月19日、『シン・ドンヒョク』は、
北朝鮮の収容所で、囚人の子として生まれました。

『シン・ドンヒョク』の父親は、

兄弟2人が韓国に脱北したことを理由に、
逮捕され、

『シン・ドンヒョク』の祖父と父親は、
「14号管理所」と呼ばれる、
政治犯強制収容所に、連行されたそうです。

「14号管理所」は、完全統制区域で、
約500k㎡に、約4万人が収容されていて、
炭鉱、セメント工場、セラミックやゴムの加工場、
縫製工場があり、

入っている囚人は、
死ぬまで強制労働を、させられるそうです。

その後、『シン・ドンヒョク』の父親は、

初対面の模範囚の女性囚人と表彰結婚したそうです。

表彰結婚とは、強制収容所で、

遅刻もせず熱心に働き、頻繁な密告を行い、
模範囚と認められると、

『金日成』や『金正日』の誕生日に、

無作為に選ばれた男女の模範囚が、強制的に結婚させられ、
数日間一緒に暮らし、子供をつくるそうです。

ただし、結婚しても、
そのまま夫婦が一緒に暮らすことは、認められず、

密告や労働などの仕事で、
大きな業績を残したたことを認められた場合にのみ、
会うことを許されたので、

ほとんど顔を合わせることは、ないそうです。

『シン・ドンヒョク』が、後日、報道機関から、

「両親は愛し合ってたと思うか?」と聞かれた時、

『シン・ドンヒョク』は、

「分からない。

家族や愛という意義は知らない。

私たちは家族ではなかった。

ただの囚人同士だった。」と答えました。

そして、表彰結婚で生まれた子供は、
強制労働の労働力としか、みなされないそうです。

収容所内で5年間の学校があり、1クラス約30人で、
各学年約2-3クラスあって、
生徒数は、400人以上いますが、

収容所の学校では、

命令が理解できるように、
最小限の読み書き、時計、
数字の数え方などの算術だけ学習しますが、

学習時間のほとんどは、
労働方法、密告方法などの収容所の規則を、
覚える事でした。

当然、
地理、歴史、科学、生物、美術、音楽など、
収容所生活に不必要な他の教科は、
全く教えないそうです。

それどころか、
北朝鮮の収容所の囚人は、

働くだけで良いので、

必要がないという事で、

収容所の学校では、

北朝鮮の歴史や指導者の名前も、
学ばないそうです。

そして、
収容所には娯楽はなく、
収容所で生まれた子供は、

お菓子、ジュース、漫画、小説、音楽、映画、
そして、インターネットどころか、
ラジオやTVなどの存在され、

知らないそうです。

食事は、1日、大人700g、子供300gのトウモロコシと、
ごく少量の白菜の塩漬けや白菜汁だけ。

体調が悪く労役ができない場合は、

食事は、半分に減らされたそうです。

常に空腹で、虫や雑草を食べたり、

無造作に置かれた囚人の死体を食べに来たネズミを、
捕獲して、焼いて食べる事が、
最大のごちそうだったそうです。

1991年頃、
学校で、保安省の制服を身につけた先生が、
持ち物検査を行いました。

すると、
『シン・ドンヒョク』の同級生の少女のポケットから、
5粒の小麦が、出てきました。

その日の午前中は、
学校の畑仕事だったので、

少女は、お腹がすいていたので、
後で食べようと思い、
つい、畑の小麦の粒を、
そっとポケットに入れていたのでした。

保安省の制服を身につけた先生は、
少女が、小麦を5粒盗んだと言って、

膝ずかせ、持っていた指揮棒で、

1時間以上、気絶するまで叩き続けました。

その後、少女は、家に運ばれましたが、
その日の夕方に、少女は、死にました。

しかし、
保安省の制服を身につけた先生は、
何でも出来る権利を持っていたので、
収容所では、日常茶飯事なことなので、
誰も何も言いませんでした。

公開処刑の時、
仕事を中断し、休息することができたので、
一番の楽しみだったそうです。

1985年頃に、
政治犯や経済犯ではなく、

昔の地主、資本家、犯罪者、
朝鮮戦争時の韓国軍協力者、
韓国の関係者とその家族を収容する「18号管理所」が出来て、

どのような基準だったのかは不明ですが、

「14号管理所」から、一部の人々に対して、
「18号管理所」への、移動命令が出ました。

そして、1988年頃、
『シン・ドンヒョク』とその家族は、
「14号管理所」から、「18号管理所」に移動となりました。

「18号管理所」は、「14号管理所」ほど、
過酷ではないのですが、殆ど大差はなく、

同様の重労働や虐待が行われ、
配給される食糧も少なく、栄養失調、病気、
労働事故により、子供を含めて多くの囚人が、
死亡していました。

『シン・ドンヒョク』は、6歳の時から、
石炭を運び出したりなどの重労働をしたそうです。

そして、
収容所の決まりで、12歳からは、
親元を離れて中学校に入学し、
他の子供たちと一緒に住む事になっていました。

中学校と言っても、

勉強をすることはなく、

雑草刈、農作物の収穫、こやしの運搬など、
働くだけでした。

日本では、勉強嫌いがいますが、
北朝鮮の収容所で住んでいれば、
勉強しなくても良いそうです。

だから、
日本で、勉強できることの有難さを知ってほしいです。(続く)
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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館、動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北、沖縄の
動物病院で勤務しました。

短期間ですが、
オーストラリアなど
海外の複数の動物園や水族館で、
研修した事があります。

海外14カ国を、旅しました。

詳しくは、
別のブログ「あっちこっち雑記」で。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。
詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

高校時代、
試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、

特に歴史の時は、
現地調査までする事があったので、

筆記試験の時は

関連事項まで、詳細に書くと、

テスト用紙の回答欄のスペースでは、

ものすごく不足したので、

裏まで書いても不足した時には、

2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、高校の時は、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、
白紙が、2枚配られるようになりました。

先祖は笛が得意で、
後白河法皇、後鳥羽天皇に、
褒められた事があります。

自分も、子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

水族館、動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、話し言葉や細かい所などは、
意訳の場合もあります。

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