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朝鮮半島情勢(44)-韓国(34)-『朴槿恵』(3)-国際漫画祭での日本批判

2013年、『朴槿恵』の側近で、

女性としては、

韓国初となる政務主席秘書官となった『チョ・ユンソン』は、

「ホロコーストは、多くの人が知っているが、

日本の従軍慰安婦は、
世界にあまり知られていない。

誰にでもわかりやすい漫画という媒体を通じ、

日本の従軍慰安婦問題が、
広く伝わるようにしたい。」と言って、

日本軍の従軍慰安婦問題に関する漫画を、
フランス語や英語など複数の外国語で制作しました。

そして、
日本漫画が、世界的に人気なので、

フランスのアングレーム市が開催している、

ヨーロッパ最大級の漫画関連のイベントの

アングレーム国際漫画祭で配布し、

欧州各国の日本漫画ファンに対して、

日本のイメージダウンを狙って、

国際社会に、日本の慰安婦問題を、

大々的にアピールする事にしました。

ちなみに、
2007年、アングレーム国際漫画祭では、

自分が好きな漫画家『水木しげる』が、
『のんのんばあとオレ』で、

日本人で初めて、最高賞である最優秀作品賞を、
受賞したそうです。

他にも、自分が好きでよく読んでいる日本人の漫画家では、
2013年、『鳥山明』が、グランプリ記念特別賞、
2015年、『大友克洋』、
2019年、『高橋留美子』が、グランプリとなったり、
『浦沢直樹』が、「20世紀少年」で、最優秀長編賞、
『中沢啓治』が、「はだしのゲン」で、最優秀コミック賞、
『楳図かずお』の「わたしは真悟」が、
遺産賞を受賞しています。

政務主席秘書官『チョ・ユンソン』は、

韓国に、

アングレーム市長、

アングレーム国際漫画祭のディレクター『ニコラ・フィネ』を招待し、

大歓迎し、土産を持たせて、協力を要請しました。

ちなみに、
韓国では、「慰安婦」という言葉は、

朝日新聞が、日本の慰安婦問題を捏造するまでは、

主にアメリカ軍や国連軍慰安婦の事を言っていて、

日本軍の慰安婦は、
ほとんど問題に、なっていなかったそうです。

しかし、
朝日新聞が、慰安婦問題を捏造した後から、

「慰安婦」という言葉は、

日本軍慰安婦の事を言うようになり、

アメリカ軍や国連軍慰安婦に対しては、
使われなくなったそうです。

朝日新聞が誘引した韓国の日本の慰安婦問題ですが、

朝鮮戦争やベトナム戦争では、

韓国軍が慰安婦を、利用していました。

特に、1950年ー1954年まで、
韓国軍には、慰安婦を制度化した、
「特殊慰安隊」がありました。

「特殊慰安隊」は、
朝鮮戦争で、捕虜となった北朝鮮軍の女性、
女性パルチザンゲリラ、

その他、朝鮮戦争で、占領した地域で、
逃げ遅れた女性住民などは、

共産主義者を助けたという名目で、
強制的に、「特殊慰安隊」に入隊させられ、
性奴隷にされたそうです。

そして、
朝鮮戦争やベトナム戦争の時、

アメリカ軍や韓国軍の前線に、

「特殊慰安隊」から、

補給物資として、

ドラム缶に押し込められた女性達が、

トラックで補給され、

アメリカ兵や韓国兵に、利用されたそうです。

ちなみに、ベトナム戦争では、

韓国は、ベトナム人女性を、拉致し、

「トルコ風呂」と名付けた施設に集め、

韓国兵向けの慰安婦としたそうです。

韓国軍兵とベトナム女性との混血児は、
数万人いると言われ、
『ライダイハン』の蔑称で呼ばれ、
ベトナムで差別を、受けているそうです。

ちなみに、
日本が、韓国のベトナム慰安婦問題『ライダイハン』の事を、
言えないのは、

ベトナム戦争が、アメリカに関連した戦争なので、

アメリカに、忖度して、言えないそうです。

政務主席秘書官『チョ・ユンソン』は、

韓国軍が、
ベトナムで起こした慰安婦問題のライダイハン
は無視し、

「旧日本軍の慰安婦問題は、
性暴力犯罪にとどまらず、

人権を侵害する犯罪行為で、

国際社会に、

日本が行ったような蛮行が、

繰り返されないように、
広くアピールすべきだ。」と言ったそうです。

そして、
アングレーム漫画祭事務局は、
日本の従軍慰安婦問題をテーマに、
展示を行う事にしました。

それに対して、
在フランス日本国大使館は、

アングレーム漫画祭事務局に、

「韓国の主張を、そのまま伝えることは、
漫画を通じた国際理解という同祭の趣旨に、
沿っていないので、中止してほしい。」と軽く要請しました。

しかし、韓国から接待を受けた、
アングレーム漫画祭事務局『ニコラ・フィネ』は、

「慰安婦問題で、日韓の対立があることは認識しているが、

問題が難しいからといって、
断る理由にはならない。」と言って、

在フランス日本国大使館の要請を、退けました。

そして、韓国から接待を受けたアングレーム市長も、

「日本の従軍慰安婦に関する議論が、
深まるのは、良いことではないか。」と、
アングレーム漫画祭が、
日本の従軍慰安婦問題を取り上げる事を、
歓迎したそうです。

そして、
2014年の第41回アングレーム国際漫画祭では、

戦争や政治風刺、女性への暴力と男女の不平等、
日本の慰安婦問題などのテーマで、
行われたそうです。

漫画祭の会場は、
アングレーム市内の35か所に点在して、
韓国の企画展は、
「韓国館」という独立した建物で、行われたそうです。

「韓国館」入口に、
「私が証拠です。」と書かれたポスターと、
「日本は、慰安婦問題を認めていない!」と書かれ、

1万7千人の見学者がいたそうです。

韓国漫画では、
日本軍の兵士が少女を拉致し、
慰安所に連行したり乱暴したりする内容が多く見られ、

韓国の主張を信じきって、
日本を嫌いになった人も多くいた一方、

「漫画祭を、政治に利用しないで欲しい。」、

「漫画は楽しむもので、
議論するためのものではない。」と批判の声もあったそうです。

在フランス日本国大使館は、

「漫画祭は文化イベントで、
特定の政治メッセージを伝えることは、
好ましくない。」と非難しました。

そして、韓国に対抗するため、
日本のブースでは、
宗教団体「幸福の科学」の政党「幸福実現党」が、
支援している「論破プロジェクト実行委員会」が、

「慰安婦の真実 -どうやって作り話が事実になったか-」と、
フランス語と英語の二カ国語で併記された横断幕や、

韓国の慰安婦問題の捏造に関しての
展示作品を設置しようとしましたが、

アングレーム漫画祭事務局『ニコラ・フィネ』により、
撤去されたそうです。


状況を説明したYOU TUBEが、あります。

他にも状況を説明したYOU TUBEが、あります。

他にも長いけれど、
状況を説明したYOU TUBEが、あります。


後日、アングレーム漫画祭事務局『ニコラ・フィネ』は、

「韓国による展示については、批判などがあり、
もっと違った形で、行う事も出来たが、

もう起きてしまったことだ。

今さら言っても仕方がない。

しかし、
日本の「論破プロジェクト実行委員会」が、

韓国が言うような日本の慰安婦の存在を、
認めていないと言って記者会見を行ったが、

責任者である自分の許可を得ていないし、

歴史的事実の否定を禁止するという、
フランスの法律に抵触しているし、

早朝から、日本の報道機関が自分の後に、
金魚の糞の様に、ついてきたので、イライラしていて、

つい、興奮して破壊行為を行ったが、正当な事だ。」と言いました。

日本の内閣官房長官『菅義偉』は、

「漫画祭で、慰安婦問題で、
日本を非難する独自の主張を宣伝している。」と言って、
韓国政府を、批判しました。

「論破プロジェクト実行委員会」は、

「私たちも慰安婦の存在は認めていますが、
真実は、韓国が言うようなものではありません。

韓国政府の政治プロパガンダが、

ここまで進んでいるとは思わなかった。

しかし、
日本の反論の機会は、設けなければならない。」と言いました。

日本のTVの解説者で、

韓国の過激な対応に対して、
大人の対応で、
相手しなければ、良いと言う人がいますが、

外交問題で、文句を言われたら、
言われたら言い返すが、基本です。

外交問題で、黙っていたら、
負けという事で、認めた事になります。

日本人は、歴史上の人物で、
冷酷な『織田信長』、
人間関係をうまく立ち回る『豊臣秀吉』、
策略の天才軍師『黒田官兵衛』、『諸葛孔明』などが、
好きな人が多いですが、

それは、現在の日本人に、
欠けているから?かもしれません。

でも、外交問題では、
国々の間を、うまく立ち回り、
時には冷酷になり、策略も必要になります。

韓国には、『チョ・ユンソン』のように、
外交関係は、頑張っている人がいます。

でも、日本の外交関係者は、
試験に通る程度の頭が良い人は、
多いと思いますが、

韓国の日本の慰安婦像問題について、

ベトナム慰安婦問題を巻き込んだり、

アメリが議会で、

アメリカは、慰安婦問題が無いと思っていて、

日本の慰安婦問題を言った人がいますが、

その様な場合には、

清水の舞台から飛び降りる感じで、

思い切って、

アメリカ軍の慰安婦像を、
韓国のアメリカの大使館前に、置くとか?とか、

外交の選択肢は、沢山あると思います。

日本では、
本当にとても優秀で、
とても出来る外交官がいたとしても、
左遷されているのか?

多分、もしかすると、良い考えをを言っても、

上層部に握りつぶされているのか?

あるいは、暗殺されているのかもしれません。

実際に、
日本の冤罪事件で、

冤罪の証拠を見つけて、
無罪になりそうになった時に、

警察の威信問題で、
上層部につぶされた事例が、あるので、

良い考えは、つぶされていると思います。

この話は、機会があれば…。

ちなみに、
アングレーム漫画祭組織委員長『フランク・ボンドゥ』は

「韓国は、写真など漫画以外の展示を、
再三求めてきたが、
政治的な背景があると考え、断った。」と明らかにしました。

そして、
韓国の漫画家『朴在東』は、

「今回のアングレーム漫画祭は、

日本の慰安婦問題を明らかにするもので、

韓国の漫画は、本当の事なので、
政治活動には当たらないが、

アングレーム漫画祭が、

日本の漫画は、歴史を歪曲する物で、

日本の漫画を排除した事は、素晴らしい決断だった。

これで、国際社会に、

韓国の言う事が、

本当だと認められた。」と謝意を述べたそうです。

韓国大統領だった『朴槿恵』は、

「日本と韓国の加害者と被害者という歴史的立場は、

千年の歴史が流れても変わることはない。」と言って、

日本を嫌い、
父『朴正煕』を暗殺した疑いのあるアメリカに、
すり寄っていました。

しかし、
第二次世界大戦の時、
日本は、朝鮮半島を支配していた李氏朝鮮に対して、
詐取したかもしれませんが、

現在の韓国と北朝鮮は、別の国だし、

昔の事で、国が違っても、同じと言えば、
千年となると、
元寇の時、中国や韓国が、
日本人を多数奴隷として拉致し、
日本を蹂躙した事がありましたが、

中国も韓国も、

元寇の責任を取るという事になります。

歴史が好きな『朴槿恵』が、どう答えるか知りたいです。

そして、
セウォル号沈没事故をきっかけに、
政府に批判的な世論が高まると、

国際漫画祭で、
日本の慰安婦問題を取り上げて、

『朴槿恵』に褒められて、
実力が認められた政務主席秘書官『チョ・ユンソン』が、

さらに、『朴槿恵』に認められようとして、

保守団体に指示し、

継続的にセウォル号の家族を非難する
「反セウォル号集会」を開かせて、

反セウォル号デモを、起こしたそうです。

そして、
2014年、政務主席秘書官『チョ・ユンソン』は、

セウォル号惨事に関連する、
政府の対応を批判する映画「ダイビング・ベル」に、
反対するデモを行わせました。

そして、
政務主席秘書官『チョ・ユンソン』は、
釜山国際映画祭側が、
政府の反対にもかかわらず、
「ダイビング・ベル」を上映したという理由で、
釜山国際映画祭の支援金を、
半分近くに削減するよう指示しました。

そして、
政務主席秘書官『チョ・ユンソン』は、
報道機関に、政策に賛成する指示も出したそうです。

2016年、『チョ・ユンソン』は、
文化体育観光部長官に就任し、
平昌オリンピックの主任大臣となりました。

そして、
すぐに、政府に批判的な、
文化芸術人の名前のブラックリストを作成し、
平昌オリンピック関係から締め出しました。

しかし、後日、
『朴槿恵』失脚後、これらの事がばれて、

『チョ・ユンソン』は、職権乱用などの疑いや、
ブラックリストの存在を知っていながら、
国会で知らないと虚偽の証言を行ったとして、
有罪判決を言い渡されました。(続く)
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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館、動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北、沖縄の
動物病院で勤務しました。

大阪に住んでいた時、
ジュニアリーダーをしていたので、
キャンプなどの指導などをしていました。

旅が好きで、バイクや車で
北海道や東北、関東などを、

野宿しながら、旅をしていました。

そして、
海外14カ国を、旅をして、

海外の複数の動物園や水族館で、
研修しました。

詳しくは、
別のブログ「あっちこっち雑記」で。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。

先祖は、足利尊氏と戦い、
多々良浜の戦いでは、
敗戦しましたが、

筑後川の戦いなど、
最終的には勝利し、

3代将軍足利義満まで、九州を治め、

中国の「明」と、貿易をしていました。

詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、

特に歴史の時は、
現地調査までする事があったので、

筆記試験の時は

関連事項まで、詳細に書くと、

テスト用紙の回答欄のスペースでは、

ものすごく不足したので、

裏まで書いても不足した時には、

2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、
白紙が、2枚配られるようになりました。

だから、
高校の時、歴史の先生から、
歴史関係の進路を、
ものすごく強く勧められました。

でも、
生物の方が好きだったので、
獣医になりました。

先祖は笛が得意で、
後白河法皇、後鳥羽天皇に、
褒められた事があります。

自分も、子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

水族館、動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、色々な事を書いていますが、
話し言葉や細かい所などは、
意訳の場合もあります。

リンクはフリーです。

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