『藤原道長』と白い犬(2)
- 2014/10/15
- 09:15
陰陽師の『安倍晴明』が現れたそうです。
そして、
「藤原道長様が困っているようなので、
あの世から参りました。」と言った後、
占いと透視を始めたそうです。
そして、「藤原道長様を呪詛する物が、
この周辺に、埋められています。
これを踏み越えたら、呪われます。
白い犬は、古来より霊的能力が、
あると言われています。
そのため、感じるものがあり、
告げたのです。」 と言ったそうです。
次にある場所を指差し
「あの場所を掘ってみて下さい。」と言いました。
『藤原道長』は、従者に命じて、
その場所を 、掘りました。
すると、黄色のこよりで縛られた
2枚の土器が出てきました。
中を確かめてみると、
「朱砂(辰砂)(丹)(賢者の石)」で文字が書かれていました。
『安倍晴明』は、
「この呪術は、秘術中の秘術。
この秘術を知っている陰陽師は、
多くありません。
すぐに、
相手を見つけ出すことが出来ると思うので、
式神を呼び出して、探らせてみます。」と言って、
懐から紙を取り出し、折りはじめました。
そして、呪文を唱え、空へ投げました。
すると、その折り紙は、鳥になり、
飛んで行ったそうです。(続く)
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