朝鮮半島情勢(28)-韓国(18)-『全斗煥』(4)
- 2020/03/09
- 05:05
「日本の文部省が、高校の歴史の教科書を検定し、
日本軍の中国華北地域への【侵略】が、
【進出】に書き換えさせられた。」と言い始めたので、
日本のメディアが、
他の報道機関に負けないように、
一刻も早く報道したいので、
詳しく調べもせず、
大スクープとして、一斉に報じました。
実際には、
中国華北地域について、
文部省が【侵略】を【進出】に、書き換えさせた事例は、
無く、誤報だったそうです。
しかし、
中国政府が公式抗議し、韓国の『全斗煥』も抗議し、
日本政府は、事実ではないのに謝り、
近隣諸国条項が出来て、
日本の歴史教科書の記述の修正を行うという、
外国による前代未聞の内政干渉が行われました。
その後、
事実を知った産経新聞は、
一面で訂正お詫びを掲載しました。
毎日新聞は、
「当初は、これほどの問題に発展すると予測できず、
若干、資料、調査不足により読者に、
誤った解釈を与える恐れがある部分もあった。
不十分な点は続報で補充しており、
一連の報道には、
結果的には、正しいと確信を持っている。」と書きました。
しかし、朝日新聞は、
「一部にせよ、誤りをおかしたことについては、
読者におわびしなければなりません。
しかし、
ことの本質は、
文部省の検定の姿勢や検定全体の流れにある。」と、
日本が本質的に悪いからという感じで書きました。
『全斗煥』が、韓国の近代化資金を、
日本が負担すべきという経済協力を、求めていましたが、
当時の『鈴木善幸』首相と外務省は、
その要求を、拒否しました。
しかし、『全斗煥』は、
日本に歴史問題を含めて、
朝日新聞の誤報をそのまま使い、
反日キャンペーンを行うようになり、
経済協力を要求するようになり、
それがまかり通るようになり、
国益を損失する事になりました。
日本は、現在の新しい国の韓国とは、
戦っていないのですが、
『朴槿恵』が、韓国大統領の時、
「何百年たっても、侵略した日本を許さない。」と言いました。
日本は、お金で朝鮮問題を解決しましたが、
今さら解決した問題を持ち出されても困るし、
あるいは、
日本が侵略した朝鮮半島を李氏朝鮮に戻してから、
謝る事をもとめているのかもしれませんが、
何百年前の事を言うなら、
元寇の謝罪を中国や韓国から、
謝罪するというのかを、
『朴槿恵』に聞きたい所です。
韓国の言う事を聞いていると、
インデアンの住んでいたアメリカ大陸を侵略した欧米が、
インデアンに対して、
アフリカ人の住んでいた南アフリカを、オランダが侵略したので、
アフリカ人に対して、
アボリジニの住んでいたオーストラリアを、イギリスが侵略したので、
アボリジニに謝る事を要求するのと同じなので、
世界が混乱します。
韓国の政治家は、
未来に向けて、日本と仲良くして、
お互いに発展していく方法を、
考えて欲しいです。(続く)
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