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硫黄島の戦い-『栗林忠道』(3)-『西竹一(バロン西)』男爵と愛馬『ウラヌス』(16)

硫黄島の最高指揮官『栗林忠道』は、
優れた軍人でしたが、同時に良き家庭人でした。

硫黄島に行く前、
次女の『栗林たか子』9歳が、
大泣きしていたそうです。

そのため、
『栗林忠道』は、
硫黄島着任後に送った手紙には、

「お父さんは、

お家に帰って、
お母さん(妻『栗林義井』)とたこちゃん(『栗林たか子』)を連れて、

町を歩いている夢などを時々見ますが、

それは、出来ない事です。

お父さんは、たこちゃんが大きくなって、
お母さんの力になれる人に、
なることばかりを思っています。

体を丈夫にし、勉強もし、
お母さんの言いつけをよく守り、
お父さんに安心させるようにして下さい。

戦地のお父さんより。」 とイラスト付きで書いています。

その他、家族には、

「母(妻『栗林義井』)の言い付けを守り、

私が死んだ後、母を中心に、

母を助け、お互いに励ましながら、
元気に暮らして行くように。

特に太郎は生まれかわったように、
強い逞しい青年となって、
母や妹達から信頼されるようになることを、
ひとえに祈ります。

洋子は、
割合しっかりしているから安心しています。

お母ちゃんは、
気が弱い所があるから可哀相に思います。

たこちゃん(『栗林たか子』)は、
可愛がってあげる年月が、
短かった事が残念です。

どうか身体を丈夫にして、大きくなって下さい。

追伸

家の整理は大概つけて来た事と思いますが、
お勝手の下から吹き上げる風を、
防ぐ措置が、出来なかったのが残念です。」と、

出征前に、
お勝手の隙間風を防ぐ措置が、
出来なかった事を気にかけ、

風の防ぎ方の説明を、
詳細に絵に描き送っています。

その他にも、『栗林忠道』は、
絵が得意だったらしく、

風呂の湯垢の取り方、
妻の赤ギレや子供への小遣いの心配など、
家族の生活を心配する手紙を、

約8ヶ月間で、41通イラスト付きの手紙を送っています。

東京都新宿区にある防衛省の市ヶ谷記念館には、
『栗林忠道』が、書いたイラスト付きの手紙が、
展示されています。







そして、
『栗林忠道』が、書いたイラスト付きの手紙は、
「玉砕総指揮官」の絵手紙」、
「硫黄島からの手紙」という本にも、なっています。

ちなみに、『栗林たか子』さんは、
成人され、女優になり、
映画監督『新藤孝衛』と結婚され、

川口ふたば幼稚園を創立し、
園長を、されていたそうです。

現在は残念ながら、
お亡くなりになったそうです。

ちなみに、
『栗林たか子』さんの長男は、
「日本の領土を守るため行動する議員連盟」の会長で、
自由民主党の政治家『新藤義孝』さんです。(続く)



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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館、動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北、沖縄の
動物病院で勤務しました。

短期間ですが、
オーストラリアなど
海外の複数の動物園や水族館で、
研修した事があります。
詳しくは、
別のブログ「あっちこっち雑記」で。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。
詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

高校時代、
試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、

特に歴史の時は、
現地調査までする事があったので、

筆記試験の時は

関連事項まで、詳細に書くと、

テスト用紙の回答欄のスペースでは、

ものすごく不足したので、

裏まで書いても不足した時には、

2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、高校の時は、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、
白紙が、2枚配られるようになりました。

先祖が笛が得意だったのと、
子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

水族館、動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、話し言葉や細かい所などは、
意訳の場合もあります。

リンクはフリーです。

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