『西竹一(バロン西)』男爵と愛馬『ウラヌス』(10)
- 2020/01/05
- 05:05
『西竹一(バロン西)』男爵は、
1939年から1940年まで、
北海道の本別町の
陸軍省軍馬補充部十勝支部で、
軍馬育成を、担当したそうです。
陸軍省軍馬補充部十勝支部は、
約2万ヘクタールの敷地があり、
馬を2歳で購入し、5歳になるまで育て、
旧国鉄仙美里駅から戦場に送ったそうです。
陸軍省軍馬補充部十勝支部の
予算が十分では、無かったので、
『西竹一(バロン西)』男爵は、
今まで人に頭を下げた事がなかったのに、
頭を下げて、寄付を願う事が仕事となりました。
『西竹一(バロン西)』男爵は、
今まで、自由に生き、派手に生活していたので、
地味な仕事は、やったことが無かったので、
辛い日々だったそうです。
その時、アメリカの知人から、
別の仕事をしないかという事で、
渡米の誘いを受けたそうです。
その時、軍人を辞めて、行くかどうかを、
かなり悩んだそうです。
でも、その話を断り、
華やかに生きる事をやめ、
つつましく生きる事にし、
毎夜続いていた豪遊をやめ、
息子と相撲を取ったり、
娘とスズランの花輪を作ったり、
釣り等々をしたりして、
家庭サービスに専念したそうです。(続く)


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