『西竹一(バロン西)』男爵と愛馬『ウラヌス』(2)
- 2019/12/28
- 05:05
絶対、近づかないそうです。
それを、根気よく、熱心に、車に慣れさせたり、
徐々に横木の高さを上げて、
飛び越えたりなどの調教を行い、
そして、愛馬『福東』で、
高級車の愛車「クライスラー」を、
跳び越えさせたそうです。

1930年、
『西竹一(バロン西)』男爵は、騎乗技術を磨き、
実力が認められたので、
2年後に開催されるロサンゼルス五輪の
オリンピックの候補選手に、
選ばれたそうです。
そのため、『西竹一(バロン西)』男爵は、
優れた馬に出会えるかどうかが、
勝敗を分けると考え、
馬術の本場である欧州で生産された馬を、
手に入れようと、考えたそうです。
すると、1929年より2年間の予定で、
イタリアに留学していた
騎兵学校時代の恩師『今村安』騎兵少佐から、
「イタリアに、
暗褐色の体色に、額に一点の星が付いる事から、
ギリシア神話の天空神「ウーラノス」を意味する
『ウラヌス(天王星)』という名前の、
フランス産の立派なアングロノルマンがいる。
馬体が大きすぎて、持て余され、
売りに出されている障害競技用の馬で、
血統書はないが、実力はありそうだ。
もしかすると、掘り出し物かもしれないぞ!」と
連絡が入りました。
『西竹一(バロン西)』男爵は、すぐに会いたいと思い、
半年間の休暇を願い出て、欧米に旅立つことにしました。
ちなみに、
自分は、動物園、水族館勤務の時、
飼育している動物の現地の状態を知ろうとして、
ケニア、タンザニア、オーストラリア、
ニュージーランド、インド、中国、ブルネイなど、
14か国に行ったことがあります。
その話は、別ブログ「あっちこっち雑記」で…、(続く)


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