多様な古代ワニ発見

 昔、ワニは、草食性や走り回るワニ、恐竜を食べるもの、
板のように平べったいワニもいました。

2009年11月のzookeys誌によると、

 シカゴ大学のポール・セレノ氏は、サハラ砂漠で3新種
(ボアクロック、ラットクロック、パンケーキクロック)を
含む5種類の古代ワニを1億年前の地層から発見したとのこと。



セレノ氏は、
「クロコダイル型類と呼ばれる古代ワニの仲間は、
北半球にはあまり広がらなかったが、
南半球では繁栄していた。

古代ワニの骨格を分析したところ、その多くは
驚くほどの柔軟性を備えており、
陸上でも水中でも同様に機敏に動けたため、
捕食者から容易に逃げることができ、
ひいては恐竜を全滅させた大量絶滅の時代を
生き延びたに違いない。」と推測している。

しかし、アイオワ大学のクリストファー・ブロチュ氏は、
古代ワニが本当に疾走していたかどうかはわからないと疑問を呈している。


 ボアクロックは、体長6.1メートルをで、恐竜を主食としていた。
左右に3本ずつある牙は、口を閉じても
顎の上下にはみ出すほど長く、肉を容易に切り裂くことができた。
また、突き出た鼻は骨のような鎧で固められ、
敵に突進して衝突したときの衝撃を高めていた。
 


 ラットクロックは、地面を掘り返して
地下茎や小さな生き物を探すための出っ歯を持っていた。



 パンケーキクロックは、扁平な体をしていて、
釘状の歯が列をなす、長さ90センチの薄く細長い顎(あご)を開き、
獲物が迷い込むのを、微動だにせず待ち続けていたという。



 ドッグクロックは、草食で、ひょろ長い足をしていた。
これは、敵に襲われると水の中に逃げ込めるほど
俊敏だった可能性が高いことを示す。



 ダッククロックは、長く滑らかで敏感な鼻を
浅瀬の草木の間から突き出し、
鉤型の歯でカエルや小魚を捕えていた。



 ちなみに、ブラジルには9千万年前には、
アルマジロのような古代ワニ
(学名:Armadillosuchus arrudai)がいた。
体長2メートル、体重約120キロ。頭部は比較的大きく、
細い口先に歯が並び、甲羅を持っていた。
 このワニは、歯で食物を咀嚼していたようで、
強力なアゴでエサを砕くのではなく、
下アゴを前後に動かし、乾燥した肉や植物の根、松の枝、
軟体動物などを歯ですりつぶしていた可能性があるとのこと。





そして、2億3千万年前に生息していた
「カロライナの肉屋」(Carolina Butcher)は、
体長は3メートルほどで、後ろ足で立って歩くことができたそうです。

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そして、タンザニアで約1億500万年前に猫ほどの大きさの
30cm位のワニ(パカスクス・カピリマイ)が住んでいた。
そのワニは、陸上を素早く走り回り、獲物を捕らえていたらしい。
普通ワニの歯は全て尖っているのだが、
このワニの奥歯は哺乳類と似た歯で、
下顎(かがく=下あご)を前後に動かし
エサを噛んで飲み込む能力を持っていた。


脚が細長く、垂直に近い姿勢で、
昆虫などの小動物などを食べていたらしい。




そして、ペルー・アマゾン川上流域の約1300万年前の地層から、
化石が発見された新種ワニの頭部復元像。


当時、生息地には、
貝類や魚類の餌が非常に豊富だったそうです。

歯が尖っていなくて、丸いのが特徴で、
貝類をすくって食べていたと考えられています。

進化途中で色々な動物が出ては消えていったのですね。
今後、人間を含め動物はどのように進化していくのでしょうか? 
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