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山の老人(2)

「山の老人」のモデルは、
1165年頃より活躍したニザール派の指導者
『ラシード・ウッディーン・スィナーン』と言われています。

ペルシャ北部の山間部に、
イスラム教イスマーイール(山の長老派)派の
分派ニザール派があります。

ニザール派の指導者『ラシード・ウッディーン・スィナーン』が、
最も重視したのが、フィダーイーの育成でした。

フィダーイーは、忠誠を尽くし、
自己犠牲を嫌がらない者を意味するアラビア語で、

ゴルゴ13並の高度な暗殺技能、知識が教育され、
戦闘や暗殺において、積極的に用いたそうです。

フィダーイーは、
ハシーシュ(大麻)を飲まされ、高揚状態となり、
多くの要人たちを暗殺していったそうです。

フィダーイーの勇猛さは、
十字軍に非常に恐れられ、ヨーロッパに伝えられ、

「暗殺教団」伝説と
その指導者「山の老人」伝説を生み出しました。

ヨーロッパでは、ニザール派を知らなかったので、
イスラム教徒のシーア派と対立する
スンナ派が用いていた、シーア派を馬鹿にした言葉で、
「騒がしい下等な麻薬中毒野郎、暴徒」を意味する
「ハッシャーシュ(Ḥaššāš)(Assassini)」と呼ばれていましたが、

ニザール派による暗殺の話が広がり、脚色され、
次第に、暗殺集団を意味する言葉になり、
「アサシン(Assassin)」と呼ばれるようになりました。

ちなみに、
その後、フィダーイーは、モンゴル帝国に、
徹底的に叩かれ、弱体化していったそうです。  

現在、ニザール派信徒は、
インド、パキスタンを中心に、中央アジア、インド方面、
タンザニアを中心に、東南アジア方面などに、
数百万人いるそうです。



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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館、動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北、沖縄の
動物病院で勤務しました。

短期間ですが、
オーストラリアなど
海外の複数の動物園や水族館で、
研修した事があります。
詳しくは、
別のブログ「あっちこっち雑記」で。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。
詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

高校時代、
筆記試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、

特に歴史の時は、
現地調査までする事があったので、

関連事項まで、詳細に書くと、

テスト用紙の回答欄のスペースでは、

ものすごく不足したので、

裏まで書いても不足した時には、

2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、高校の時は、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、
白紙が、2枚配られるようになりました。

先祖が笛が得意だったのと、
子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

水族館、動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、話し言葉や細かい所などは、
意訳の場合もあります。

リンクはフリーです。

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