凍死する時(1)-アイヌの場合
- 2019/12/15
- 05:05
雪山で遭難し、
凍死寸前 のアイヌ の若者が、
ほとんど裸の同然の薄着で、
発見されたのですが、
若い女性の添い寝により、
無事、蘇生したそうです。
アイヌ の若者は、
「登山した時、吹雪に会い、
疲れたので休んでから、
下山しようと考えていたら、
だんだんと意識が無くなり、
そのまま眠ってしまいました。
そして、
気が付いたら、若い女性が、
布団の中にいたので、
死んで、
天国に来たのか?と思い、
ビックリしました。」と、
にやけながら、言ったそうです。
ちなみに、
同じような状況の話は、
「山の老人」の暗殺集団の話を思い出します。
「山の老人」の暗殺集団の話は後日…。
助けた若い女性は、
「布団の中で添い寝したのは、
以前、本で、
重度の低体温を急激に暖めると、
体表の血管が開き、
冷たい血液が体幹中心に一気に流れ込み、
死ぬ可能性があると書いてあったので、
徐々に暖めるには、何が良いか考えた結果、
添い寝が良いと思い、必死で行いました。
でも、
その冷たさは、今でも忘れません。」と話しました。
ちなみに、アイヌ の若者が、
凍死寸前で、寒かったのに、
薄着だったのは、理由があります。(続く)
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