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暇な時には、空を見る(15)-オーロラ(1)

オーロラを見ると、
人生観が変わると言う人がいます。

水族館勤務の時、
ペンギン関係の仕事で、
南極に長期出張を命じられました。

でも、寒いのが苦手で、
体力的に自信が無かったので、
何回も行けと言われましたが、
断固として、断ったので、
代わりに飼育係が行ってくれました。

もっとも、体力的に自信があったら、
就職試験が合格していたので、
友人Iと一緒に、
ザンビア大学獣医学部で、働いていたと思います。

ちなみに、
後日、ザンビア大学獣医学部の先生とは、
沖縄で、一緒に泡盛を飲んで、コミュニケーションではなく、
飲みニケーションして、盛り上がりました。

詳しくは、別ブログの「あっちこっち雑記」の就職試験編沖縄編で…。

南極から、飼育係が、戻って来た時、
話を聞きました。

大変だったそうですが、
その話は、機会があれば…。

行っていれば、
オーロラを見れていたのですが…。

今回は、オーロラの話をします。

物質は、温度が上昇すると、
固体から液体、そして気体に状態が変化します。

さらに、温度が上昇すると、
分子は解離して原子になり、

さらに温度が上昇すると、
原子核のまわりを回っていた電子が、
原子から離れて、正イオンと電子に分かれます。

それにより、
生じ た荷電粒子を含む気体は、プラズマと呼ばれ、
固体、液体、気体に続く物質の第4の状態です。

太陽が輝いているのは、
重力により閉じ込められたプラズマの中で、
核融合反応が起こっているからだそうです。

プラズマは、太陽自身の引力でひきつけられていますが、
全てをつなぎ止めることが出来ないので、
放出されるそうです。

放出されたプラズマは、太陽風と呼ばれ、地球へ到達します。

地球は、全体を包み込む巨大な磁場を形成しています。

ちなみに、
地球に磁場が無かったら、
強い放射線を伴う太陽風が直接地表に来るので、
生命の誕生はなかったと言われています。

プラズマは、地球の磁場に沿い、
太陽とは反対方向へ流れ、
プラズマシートと呼ばれる領域を中心として溜まるそうです。

そして、プラズマが、
磁力線にそって、千ー万Vまでの電圧で加速され、
地球大気へ高速で降下するそうです。

そして、プラズマが、
地球の大気中の酸素原子と窒素分子に衝突した時、
持っていたエネルギーを、酸素原子や窒素分子に与えるそうです。

エネルギーを与えられた酸素原子や窒素分子は、
励起状態と呼ばれるエネルギーの高い状態になります。

励起状態は不安定なため、
元の安定な状態に戻るのですが、

この時に、
エネルギーの差の分だけ、
光を放出しますが、

これが、オーロラと言われています。

しかし、
どのようにして太陽風が、
地球の磁力圏に入り込むのか?
何故、プラズマは、特定の部分にたまるのか?
何がきっかけで加速されるのか?など、
調査中だそうです。

オーロラの形には、バンド、コロナ、
アーク、トーチ、バルジなど様々な形があります。

しかし、これらは、
単に見え方のみで区別されているだけです。

コロナ型オーロラは、カーテンがように巻かれている形で、
観測者が、ちょうど真下に立っている時に、観測されます。

コロナ型オーロラを、ボーッと観察していると、
中から、鳥が!



ビックリしていると、
今度は、オーロラの中に、ゴブリンが出現!



オーロラは、幻想的ですね。(続く)
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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館、動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北、沖縄の
動物病院で勤務しました。

大阪に住んでいた時、
ジュニアリーダーをしていたので、
キャンプなどの指導などをしていました。

旅が好きで、バイクや車で
北海道や東北、関東などを、

野宿しながら、旅をしていました。

そして、
海外14カ国を、旅をして、

海外の複数の動物園や水族館で、
研修しました。

詳しくは、
別のブログ「あっちこっち雑記」で。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。

先祖は、足利尊氏と戦い、
多々良浜の戦いでは、
敗戦しましたが、

筑後川の戦いなど、
最終的には勝利し、

3代将軍足利義満まで、九州を治め、

中国の「明」と、貿易をしていました。

詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、

特に歴史の時は、
現地調査までする事があったので、

筆記試験の時は

関連事項まで、詳細に書くと、

テスト用紙の回答欄のスペースでは、

ものすごく不足したので、

裏まで書いても不足した時には、

2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、
白紙が、2枚配られるようになりました。

だから、
高校の時、歴史の先生から、
歴史関係の進路を、
ものすごく強く勧められました。

でも、
生物の方が好きだったので、
獣医になりました。

先祖は笛が得意で、
後白河法皇、後鳥羽天皇に、
褒められた事があります。

自分も、子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

水族館、動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、色々な事を書いていますが、
話し言葉や細かい所などは、
意訳の場合もあります。

リンクはフリーです。

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