暇な時には、空を見る(4)
- 2019/10/01
- 05:05

雲の中のプレート状の氷晶に反射し、
空に垂直に伸びる光の柱となる現象です。
光柱は、

日本では、夜間、イカや魚を集める漁火で観測されます。
プライト(レッドスプライト、超高層紅色型雷放電)は、

雷放電に付随して発光する発光現象です。
1989年、
アメリカ合衆国の Franz らが、
夜間、ビデオカメラの較正をしていた時に、
偶然に撮影し、発見したそうです。
赤い色と妖精 (sprite) のように姿を現すことから、
「レッドスプライト」と呼ばれるようになったそうです。
1927年にノーベル物理学賞を受賞した
スコットランドの物理学者で、ケンブリッジ大学教授の
『チャールズ・トムソン・リーズ・ウィルソン』が、
提唱していましたが、
当時はカメラも高性能ではなく、
たとえ目撃しても、目の錯覚だと言われていました。
Franz らの発見後、
様々な科学者により盛んに研究されました。
雷雲や積乱雲の上で起こる放電現象で、
高度約50-80kmで発光し、大きさは約20km、
水平方向の大きさは、数km-70kmだそうです。
YOU TUBEで、動画が見れます。
まだ、調査中ですが、窒素が、関係しているそうです。 (続く)
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