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クマの『ヴォイテク』伍長(2)

『ヴォイテク』は、兵士たちとじゃれあったり、
ボクシングやレスリング遊びをしたり、

ボルテク1 (2)

音楽に合わせて踊ったり、
ドライブを楽しんだしりて、



充実した日々を送り、順調に成長していったそうです。



『ヴォイテク』は、ひとりぼっちにされると、
「かまって」と鳴いたり、

触ってもらいたい時は、
頭や体やお尻を、押し付けてきたそうです。

ぼる2 (2)

そして、
いたずらをして、しかられると、

前足で、顔を隠すなどの仕草をしたそうです。

そして、
教えたわけではないのですが、
敬礼も出来たそうです。

ちなみに、『ヴォイテク』は、人間だけではなく、

犬とも仲良くなり、

rte (2)

転げまわって遊んでは、
兵士たちを、なごませたそうです。

しかし、『ヴォイテク』は、
全ての動物と仲が良いわけでは、ありません。

ある日、馬に近寄ったところ、
おびえた馬に、
頭や首を、蹴られてしまいました。

その後、馬やロバにだけは、
近寄ろうとしなかったそうです。

そして、
兵士以外の一般市民人にも、人気が出たので、
付近に駐屯していた全部隊の非公式のマスコットとなったそうです。



そして、
ポーランド陸軍に正式に徴兵され、
ポーランド第2軍団第22弾薬補給中隊に配属されました。



その後、イラク、シリア、パレスチナ、エジプト、
そして、イタリアなどに、転戦することになりました。

でも実は、
輸送船で、動物を運ぶことは禁じられていました。

そのため、
第2軍団司令官『ヴワディスワフ・アンデルス』中将が、

『ヴォイテク』に、伍長の階級を授与し、

専用の軍籍番号と軍隊手帳が発行されたので、
渡航が許可されたそうです。

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1944年、ナポリ港で、英国役人『アーチボールド・ブラウン』は、
エジプト、アレキサンドリアから到着したばかりのポーランド兵部隊を、
ドイツ・イタリア軍と戦う連合軍への援軍とする手続きをするために、

手にしている名簿を見て、「『ヴォイテク』伍長!」と呼びましたが、
誰も前に出る者は、いませんでした。

『アーチボールド・ブラウン』は、間違えたかと思い、

もう一度、名簿を見て、
『ヴォイテク』伍長の名前、
そして、軍籍番号と軍隊手帳を確認し、再び呼びました。

しかし、誰も出てきませんでした。

すると、ひとりの兵士が、ニコしながら歩み出て来て、

『アーチボールド・ブラウン』に、

檻の中にいるシリアヒグマの

『ヴォイテク』伍長を紹介しました。

その後、『アーチボールド・ブラウン』は、
このことが印象に残ったらしく、
この話を、何回も周囲に話したそうです。(続く)
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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館、動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北、沖縄の
動物病院で勤務しました。

短期間ですが、
オーストラリアなど
海外の複数の動物園や水族館で、
研修した事があります。

海外14カ国を、旅しました。

詳しくは、
別のブログ「あっちこっち雑記」で。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。
詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

高校時代、
試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、

特に歴史の時は、
現地調査までする事があったので、

筆記試験の時は

関連事項まで、詳細に書くと、

テスト用紙の回答欄のスペースでは、

ものすごく不足したので、

裏まで書いても不足した時には、

2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、高校の時は、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、
白紙が、2枚配られるようになりました。

先祖は笛が得意で、
後白河法皇、後鳥羽天皇に、
褒められた事があります。

自分も、子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

水族館、動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、話し言葉や細かい所などは、
意訳の場合もあります。

リンクはフリーです。

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