マタギから聞いた話(4)-雪男捜索(2)
- 2019/01/25
- 05:05
雪男は見つかりませんでしたが、
ネパールに住んでいる狩猟民族グルン族を、
荷物運び(ポーター)として雇った時に、
Sさんは、「自分は、日本の猟師で、
マタギのシカリ(頭領)です。」と自己紹介をしたところ、
グルン族がうなずいていたので、
Sさんが、気になり、聞いたところ、
グルン族も、
猟師の事をシカリと呼ぶと言ったので、
グルン族は日本人と同じ顔をしているし、
もしかして、マタギの祖先は、
グルン族ではないか?と思ったそうです。
そして、
「熊などの獲物は神からの授かりもの。
一発で、
苦しませず敬意を払って仕留める。」と言ったところ、
グルン族も同じ考え方だったそうです。
ちなみに、Sさんは、
熊を苦しませず、一発で仕留める為に、
正確に頭を狙うそうです。
そして、グルン族に人は、
百キロを超える位の重たい荷物を背負って、
山道を軽々と歩いていくので、感心したそうです。
ちなみに、
グルン族は、勇猛で最強の歩兵と言われている
ネパールのグルカ兵の主力部族として、有名です。
ちなみに、
グルカとは、牛を守る者という意味です。
グルン族の人々と話したした時、
マタギのシカリのSさんは、お酒が好きで、
気性はやや荒いが、
人情に厚く、正直者だと感じたそうです。(続く)
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