日本を守るために命をかけて戦った人々(9)-特攻を拒否した人々
- 2018/12/03
- 05:05
第100飛行団の
航空総監部教育課長『秋山紋次郎』大佐は、
「参謀本部の二課(作戦課)が特攻やれとは何事だ。」と
特攻には強行に反対したそうです。
第203海軍航空隊戦闘第303飛行隊長『岡嶋清熊』少佐は、
特攻には断固反対で、
国賊と言われたそうです。
陸軍飛行第62戦隊戦隊長『石橋輝志』少佐は、
大本営作戦課で第62戦隊を特攻部隊に、
編成訓練するよう要請されると、
「部下を犬死にさせたくないし、
私も犬死にしたくない。」と拒否し、
罷免されたそうです。
エース・パイロットの『岩本徹三』少尉は、
「死んだら、戦争は負けだ。
戦闘機乗りは何度も戦って相手を多く落すのが仕事だ。
1回の体当たりで死んでたまるか。
俺は否だ。」と特攻拒否を公言したそうです。
特攻を拒否した事で有名なのは、
芙蓉部隊隊長『美濃部正』少佐です。(続く)
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