日本を守るために命をかけて戦った人々(8)-遺書(4)絵と空と日本を愛した少年飛行兵
- 2018/11/11
- 05:05
1945年3月21日、九州東南沖で特攻戦死
『山崎祐則』海軍少年飛行兵は、絵と空と日本を愛しました。

『山崎祐則』海軍少年飛行兵は、
「軍隊では手紙と食事がいちばん楽しい」とか、

特攻に行くまでの生活を、
イラストに描いて、家に送ったそうです。

朝、号令がかかると、はね起きて、ハンモックをしまう。

洗い場のコンクリートの床では、裸足なので、冬は手足が冷たい。

うどんやしるこなどがある売店。
近年、「まんが少年、空を飛ぶ」という本が出版されたので、
知っている人も多いと思います。

特攻が決まり、半日だけの休暇をもらい、
故郷の高知に向けて飛行機を飛ばし、
上空から家族のいる家を見た後、
手紙を書いたそうです。

【ご両親さま、2月14日の午後12時15分には、
いかがしておりましたか。
この時が、私の、じつに嬉しかった時でした。
ご両親さま、私が穴のあくほど家を見つめていたのを、
虫の知らせでも感じられましたか?
(中略)
生きて会えるかどうかわかりません。
母上のご面会もできなくなりました。
しかし、
私は一昨日、家の上空2千mの近くを飛んでから、
私は帰りましたよ。】
ちなみに、
自分も絵が好きなので、
動物園勤務時代の名刺のゾウのイラストは、
自分が描きました。

動物園勤務時代の名刺(表)

原画(表)

動物園勤務時代の名刺(裏)

原画(裏)
ちなみに、
動物園勤務時、自分が描いたゾウのTシャツを作製し、
動物園サマースクールの参加者に配布した事があります。
その時、
販売も考えましたが、
大森山動物園は、秋田市で運営していますが、
市職員(公務員)は、副業が禁止されているので、
ゾウのTシャツ販売は、断念しました。
ついでに言うと、
動物病院のロゴマークの原案は自分が考え、

業者にデーター化してもらいました。
ちなみに、
ロゴマーク下の部分の AZ animal hospital の
Aの部分の造形は、犬の顔、
Zの部分の造形は、蛇か猫を考え、
また、
ロゴマークの中の猫は座っていますが、
犬も座って、Aの文字になるように考え、
業者にデーター化を依頼しましたが、
造形のイメージがしっくりこなかったので、
何回も変更をお願いしていたら、
これ以上変更するなら、
追加料金がかかると言われたので、
Zの部分と犬の部分の造形は、未完でしたが、
あきらめました。
『山崎祐則』海軍少年飛行兵は、
才能があったので、
生きていれば、有名な漫画家か画家になって、
活躍していたと思いますが、
その活躍が見られなかったのは、残念です。
政治家の選び方を間違うと、いずれは、戦争が起き、
沢山の才能が、戦争で失う事になります。
選挙は、流されて選ぶのではなく、
将来を考えて、真剣に選んだ方が良いです。(続く)
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