日本を守るために命をかけて戦った人々(13)-戦争を避けるための示唆(2)
- 2018/12/12
- 05:05
2つの集団が協力しないと達成できない
上位目標を用意するという方略を考えました。
研究スタッフが貯水タンクの元栓を秘かに破壊し、
キャンプ場の蛇口から水が出なくなるという事態をつくり出したり、
食料を買い出しに行く大型トラックを、
研究スタッフが車の故障を偽装したり、
ぬかるみに、わざと、はまったりしました。
子どもたちにしてみれば、
キャンプ生活に関わる大事だから、
敵だ味方だなどと言っている場合ではないという事で、
2グループ全員で協力して、問題解決を行いました。
貯水タンクを修理したり、
トラックを綱引き用のロープを使ってトラックと結び、
全員でひっぱりながらエンジンの押しがけをして、
共同作業が成功していく度に、
集団間の緊張は徐々に軽減されていき、
集団の枠を超えて、良好な関係性が見られるようになり、
最終日近くには、お互いの連絡先を交換して、
キャンプが終わった後も、
良い関係がその後も続いたそうです。
「ロバーズ・ケーブ実験」が、
行われる以前に考えられていた集団対立の解決法は、
両集団に共通の敵を用意するという方略でした。
中国が代表例です。
その昔、中国では、
中国国民党と中国共産党が内戦を行っていたのですが、
そこに、第3の敵、日本が来たので、
共通の敵の日本を打倒するために、
国共合作と言って協力関係を結びました。
でも、これは、
2つの集団に共通して対立する第3の集団が存在すれば、
2つの集団が仲間として結束していくのですが、
大きな単位での対立関係を生み出したにすぎません。
中国では、共通目的である日本が撤退を達成した後は、
中国国民党と中国共産党
再び対立し、残念ながら中国共産党が勝ち、
普通ではない独特の国になりました。
そして、敵がいなくなった中国は、
日本を敵とした反日教育をしているみたいです。
それに付随する韓国も、
反日教育をしているみたいです。
だから、
両集団に共通の敵を用意するというのは、
根本解決には、なりません。
「ロバーズ・ケーブ実験」の結果を考察すると、
グループ間の緊張を緩和するためには、
接触の回数を増やすことよりも、
協力しなければ、出来ない上位目標を持って、
同じ目的に向けて努力し、
成功すると、関係が良好となりることが分かりました。
だから、
地球にエイリアンが攻めてくると、
国の対立は、一時的には解決しますが、
根本解決にはなりません。
高い目標、例えば、何億年も先かもしれませんが、
いずれは滅亡する太陽や地球のための研究などを、
本気出して各国が協力して、
うまくいけば仲良くなり、世界平和に繋がるかも?
尊い犠牲により、今日の繁栄と平和に繋がっていますが、
まずは、戦争をしない事。
戦車や戦闘機などの文明の利器を使い、
戦争で沢山の人が死亡しています。
気が付いていない政治家が多いようですが、
本来であれば、
文明の利器は、
人が幸せになるように、
人が便利に過ごせるようにするのための物なのに、
文明の利器によって、
人が死んでいくという理不尽は、
あってはいけないし、
悲しい文明だと思います。
高い目標として、
より良い文明になるように、
人類は手を取り合い進むべきだと思います。
大切なのは、皆、成功したと思えることです。
一番残念なのは、日本と手を切ろうとしている韓国です。
そうすると、近くにある常識が通じない
独裁国家と共産国の影響を受けるようになり、
せっかく、最近、民主化国家になったのに、
再び軍事国家になる可能性がある事を、
韓国の国民は、気が付いていないみたいです。
とにかく、
北朝鮮やその親国みたいに、
選挙で政治家を、自由に選べないという国は、
運命とあきらめるか、革命しかありませんが、
政治家を選ぶ事の出来る幸せな国の日本、韓国にいるなら、
政治家を正しく選びましょう。
せめて、近隣諸国と仲良くしましょう。
第一次世界大戦後のパリ講和会議の
国際連盟委員会において、
世界で初めて、
人種差別の撤廃を国際社会に訴えたのは、日本です。
賛成は、
日本、フランス、イタリア、ギリシャ王国、
チェコスロバキア 、ポルトガル 、中華民国などで、
総計11票。
反対または保留は、アメリカ、イギリス、
ブラジル、ポーランド、ルーマニア王国で総計5票。
しかし、
アメリカとイギリス、
ついでに、
イギリス連邦加盟国のオーストラリアと
カナダが強硬に反対し、
否決されました。
1919年のアメリカでは、差別を受けていた黒人が、
日本の差別撤廃案へ期待し、
講和会議で賛成多数であったにも関わらず、
成立させなかったという自国政府の行動に対し、
多くの都市で人種暴動が勃発し、
100人以上が死亡し、数万人が負傷したそうです。
日本がなければ、
中国や韓国などアジアの国々は、
今でも欧米の植民地だった可能性があります。
近隣諸国条例で、
世界大戦の敗戦国の日本を悪い国とされて、
戦争で死んだ人に対して、
尊敬しないように教育されていますが、
日本人であれば、
日本人として戦争で死んだ人達のことを、
忘れてはいけないと思います。
深く頭を垂れ、悼むべきものだと思います。
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