ベトナムと猫(1)
- 2018/06/29
- 05:05
犬の『Stubby』軍曹のように、
猫も役に立つのでは?と考え、
ベトナム戦争の時、兵士の夜間誘導に、
猫を起用する計画を、考えたそうです。
そして、
軍と動物の訓練士が協力して、
猫にハーネスを付け、
夜間、兵士たちと共に、
ベトナムのジャングルの中で、
1ヶ月演習を続けたそうです。
そして、報告書が作成されました。
前進せよと命令された時は、
猫たちの誘導により、
あらゆる方向に散らばる事が、分かりました。
猫たちは、ネズミや鳥などの獲物を見つけると、
追いかけて、ものすごい速さで茂みの中を、
兵士を引きずり回す事が、分かりました。
そして、猫を強制的に、
パトロール部隊の後をついていくように、
仕向ければいけない事が、分かりました。
そして、訓練の結果、
パトロール部隊の後をついてくる事が出来るようになると、
今度は猫たちは、
自分の前を歩く兵士が背負った荷物から、
ぶら下がる紐に飛びついて、おもちゃと勘違いし、
じゃれる事が、分かりました。
そして、
天候が悪化する前兆が見えたり、
悪化すると猫たちは、
みんな姿を消す事が、分かりました。
そして…、
報告書には、
この計画は、中止した方が良いと書かれました。
基本、猫は、自由で、気ままな動物です。
ベトナムで猫と言えば、
「ココナッツ(ズア)教」を、思い出します。(続く)
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