日本人と外国の歌(2)
- 2018/06/28
- 05:05
「カリフォルニアの青い空」は、明るい曲調で、
『南沙織』もカバーし、
日本人は、
とても明るくハッピーな良い曲と思い、
日本で大ヒットしました。
でも実は、
田舎から、俳優での成功を目指して、
カリフォルニア州のハリウッドへ来ましたが、
厳しい現実を知り、何ら成功を掴むことができず、
ホームレスになってしまったという歌で、
全然明るい歌詞ではありません。
日本人には、英語の歌詞の内容は、関係ありません。
曲と歌詞の雰囲気が良ければ、英語の歌は、ヒットします。
「カリフォルニアの青い空」の様に、
夢やぶれたと言う悲しい話は、現実にもあります。
以前、
ハリウッドへ行き、
「HOLLYWOOD」と書いてある
ハリウッドサインを見た事がありますが、
その時、
地元の人に、うわさ話を聞きました。
元々は、「HOLLYWOODLAND」という
不動産会社の広告だったそうです。
1932年9月18日の夜に、
英女優の『Peg Entwistle』が、
映画「Thirteen Women」の製作決定が、
取り消しとなったことに悲観し、
「HOLLYWOODLAND」の「H」の部分に、
立てかけてあった作業用の梯子を使い、
その上まで登り、飛び降り自殺したそうです。
後日、人々は、不吉の原因は、
「HOLLYWOODLAND」の13文字にあるので、
「LAND」の4文字を撤去し、
9文字にした方が良いと噂しました。
この話は、TVドラマ「スーパーナチュラル」の
「ハリウッドの亡霊」のヒントになったそうです。
そして、
1939年以降、広告の保守、管理が終了してしまったので、
老朽化し、「LAND」の部分が破損したので、撤去されました。
その後、
1978年にハリウッド・サイン基金が設立され、
現在見ることが出来る「HOLLYWOOD」となったそうです。
ハリウッドで聞いたうわさ話が、まだまだ、ありますが、
ものすごく長くなるので、機会があれば後日…。(続く)
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