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和牛の話-(5)

中国においては、自国野菜を「毒菜」と呼んでいるように、
ブラジルでは、自国産の鶏、豚、牛肉を「毒肉」と呼んで、
金持ちは、絶対に食べないそうです。

ブラジルの食肉加工業が、

肉にアスコルビン酸を注入して、
新鮮であるように見せかけたり、

賞味期限が切れて劣化した肉に、
発がん性のある化学物質を使用するなどして、
新しい肉に見せかけていたり、

肉に水を注入して目方を増やしたり、

大豆たんぱくを加えて重量感を出して、

そして、
政府の検査官に賄賂を支払い、検査を免れ、
衛生基準を満たさない食肉や加工品が、
日本に販売されていたことが判明しました。

ちなみに、ブラジル産の鶏肉は、
主要輸出先であったアメリカから、
輸入禁止措置になったので、
大量に日本に輸入されるようになったそうです。

そして、
通常、卵から成鶏に育つまで約150日ほどかかりますが、
成長ホルモン剤を使用し、3倍の速度で成長させ、
わずか50日足らずで出荷しているそうです。

ちなみに、
日本の輸入鶏肉の8割近くは、ブラジル産だそうです。

ホルモン剤や抗生物質の残留は、
賄賂が横行している国が、
しっかりと検査し規制しているから安全で、
危険性は根拠がないそうです?

ブラジルの肉の問題は、
大スキャンダルですが、

メディアは、
大手企業と政治家、官僚が絡んでいるので、
騒いでしまうと、日本経済に大きく影響してしまうため、
おしはかって相手に配慮する忖度という事で、
輸入の危険性を、普通のトーンで言いましたが、
大げさにはしませんでした。

ブラジルは、外交が得意なので、
各国に説明し、その結果、一時的なダメージに終わり、
その後は、むしろ、以前より取引が増えているそうです。

ただ、そのため、ブラジルでは、
根本からの改善はしていないそうです。

そして、
アメリカやオーストラリアでは、牛を短期間で、
肥育させる成長促進剤として、
ホルモン剤の投与が行われているそうです。

それらは基準に従って使用しているので、
人体に影響がないとアメリカやオーストラリアでは、
言っています。

ちなみに、ロシアは、
合成ホルモン剤残留牛肉の輸入を禁止し、
あの中国でさえ、
合成ホルモン剤残留牛肉の輸入を禁止しています。

先進国で、
最大の合成ホルモン剤残留牛肉の輸入国は、
日本だそうです。

しかし、北海道大学『半田康』医師によると、
合成ホルモン剤残留牛肉の増加と共に、
ホルモン依存性がんの患者数が、
約5倍に増加していることから、
合成ホルモン剤残留牛肉が、
がんの原因であると結論付けています。

しかし、
情報統制があるのかもしれませんが、
日本のメディアでも、
あまり怖がる必要はない。と言って、

合成ホルモン剤残留牛肉を、輸入し続けています。

日本の外交が、
ブラジルやアメリカ、オーストラリアのように、上手かったら、
日本の狂牛病や福島原発があったとしても、
日本の畜産業界は、上向き加減だったのに。
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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館、動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北、沖縄の
動物病院で勤務しました。

大阪に住んでいた時、
ジュニアリーダーをしていたので、
キャンプなどの指導などをしていました。

旅が好きで、バイクや車で
北海道や東北、関東などを、

野宿しながら、旅をしていました。

そして、
海外14カ国を、旅をして、

海外の複数の動物園や水族館で、
研修しました。

詳しくは、
別のブログ「あっちこっち雑記」で。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。

先祖は、足利尊氏と戦い、
多々良浜の戦いでは、
敗戦しましたが、

筑後川の戦いなど、
最終的には勝利し、

3代将軍足利義満まで、九州を治め、

中国の「明」と、貿易をしていました。

詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、

特に歴史の時は、
現地調査までする事があったので、

筆記試験の時は

関連事項まで、詳細に書くと、

テスト用紙の回答欄のスペースでは、

ものすごく不足したので、

裏まで書いても不足した時には、

2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、
白紙が、2枚配られるようになりました。

だから、
高校の時、歴史の先生から、
歴史関係の進路を、
ものすごく強く勧められました。

でも、
生物の方が好きだったので、
獣医になりました。

先祖は笛が得意で、
後白河法皇、後鳥羽天皇に、
褒められた事があります。

自分も、子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

水族館、動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、色々な事を書いていますが、
話し言葉や細かい所などは、
意訳の場合もあります。

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