言葉(2)
- 2018/04/05
- 05:05
最初、飲み物の分類が、日本と違い、
飲み物の注文の仕方が、分かりませんでした。
日本では、
コーラは、ジュースに分類されているので、
オーストラリアの知人に、
何か飲み物要る?と聞かれて、
メニューを見たら、
ペプシコーラがあったので、
ジュースのコークが欲しいと言って、指差したら、
間違いだと言われ、
博学なオーストラリア人による飲み物の講義が始まりました。
日本で、ソフトドリンクと言えば、ジュースやコーヒーなど、
アルコールを含まない飲み物全ての事を言いますが、
欧米では、ジュースやコーヒーは、ソフトドリンクとは、言わず、
炭酸飲料のみ、「Soft drink」と言うそうです。
ジュース「juice」は、
果物100%の飲み物だそうです。
果物99%以下の果物ジュースは、
「fruit drink」だそうです。
果物99%以下に炭酸が入ると、
「soda」となり、
果物100%に炭酸が入ると、
「sparkling juice」となると指導を受けました。
そして、日本で、
サイダー(cider)と言えば、味に関係なく炭酸飲料ですが、
英語圏では、柑橘系ではなく、林檎系飲料を言うそうです。
炭酸飲料と言えば、
コカ・コーラとペプシが有名ですが、
コーラは、飲み物の味の種類を指す言葉なので、
コカ・コーラとペプシもコーラですが、
コークは、コカ・コーラの別名称なので、
ペプシは、コークでは、無いという事でした。
若干ややこしいので、
今度から、英語圏の人に飲み物を聞かれたら、
オレンジジュースと言おうと決めました。
それにしても、海外は、
飲料の分類をそこまでするのかと思いました。
でも、日本の方が分かりやすい。
特に、和製英語の表現方法は、
自然で巧みだと思いました。(続く)