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恵方巻と海苔とお茶の話(1)

節分とは、季節を分ける事を言います。

実は、1年には、節分は4つあります。

春夏秋冬には、
立春、立夏、立秋、立冬と、
それぞれに始まりの日が決められています。

その始まる前日を、節分と言います。

日本の節分の豆撒きは、
元々は中国から伝わって来た風習で、
季節の変わり目には、
邪気、鬼が生じると考えられていました。

日本では、古来より、穀物には邪気を払う力があると考えられ、
豆には魔滅という事で、魔物を滅するという意味があり、
豆を鬼にぶつける事で、
鬼、邪気を払い無病息災を願うという事で、

706年に文武天皇の時に、
宮中で初めて行われたそうです。

そして、室町時代に、
1年の境目として、立春は、
新年を迎えるのと同じ位大事な日として重要視され、
豆を撒いて鬼を追い払う行事として、
庶民の間に定着したそうです。

ちなみに、
節分の日と言えば、
大阪発祥の恵方巻が、有名です。

でも、実は、1989年まで、恵方巻は、大阪でも知名度は低く、

自分は、大阪にずっと住んでいましたが、

恵方巻の風習は、聞いたことがありませんでした。

実は、恵方巻の風習は、最近認知された物でした。

1989年、セブン-イレブンの
広島市にある加盟店7~8店舗の
加盟店オーナーと一緒になって売り上げを伸ばして利益を上げる
「OFC(オペレーション・フィールド・カウンセラー)」だった
29歳の『野田靜眞』さんが、

広島市中区舟入店のオーナー松本店長との会話で、

「その年の福を司る神様『歳徳神』がいる方角を、

恵方と言い、

大阪の芸妓や遊女がいる花街で、
商人が芸遊びをしながら商売繁盛を願って、

節分の時に、
太巻き寿司、丸かぶり寿司と言う寿司を、
その年の『歳徳神』がいる方角を向いて、
一気に食べる事で、無病息災、商売繁盛の運を、
一気にいただくという風習がある。」という事を聞き、

調べてみると、

「土用丑の日にウナギを食べる習慣に対抗して、

巻き寿司を食べる習慣をつくろうとして、
「幸運巻寿司」、「招福巻」、「恵方寿司」と名付けられ、
何度も、キャンペーンが行われていました。

1932年に、大阪の寿司の組合が、
福の神の巻きずしの「幸運寿司」と命名し、

節分の日にまるかぶり」と宣伝をしましたが、
広がらず、

再び、1949年、大阪の寿司の組合が、
「節分の丸かぶり寿司」を宣伝しましたが、広がらず、

1955年、大阪の「元祖たこ昌」の
創業者の故『山路昌彦』さんが、
「元祖たこ昌」を創業する前に、
業務用のり販売会社を経営していた時、
実家の海苔会社「宝海苔」のため、
海苔販売を促進するため、
巻き寿司を広げようと宣伝しました。

1970年代に再び、大阪の寿司の組合や、
大阪の海苔問屋組合が、
節分に食べる巻きずしの販促キャンペーンを行い、

1980年代に、
以前には秋田にもあった小僧寿しチェーン店が、
「縁起巻」と名付け、毎年全国展開を行い、
キャンペーンを行っていましたが、

全国に広がらず、

結局、
大阪の一部地域での人気に終わった。」という事が分かりました。

『野田靜眞』さんは、初耳でしたが、感じる物があり、
巻き寿司を「丸かぶり寿司の恵方巻」と名付け、
「仕掛けてみよう!」と思ったそうです。

当時、セブン-イレブンでは、
お客さんとのコミュニケーションを大切にする
フレンドリーサービスを強化している時期だったので、

「恵方巻」をきっかけに、
お客さんとの会話を増やすという事で、

「恵方巻という太巻きを、
その年の方角を向いて食べると、
その年の福がさずかり、
商売繁盛、無病息災、家内円満、
願い事が叶うと言う風習があるんですけど、
ご存知ですか?

今年の恵方の方角は、…。」と、
声をかけて売り始めたそうです。

狙いは当たり、
加盟店オーナー達は、喜んだそうです。

そして、
徐々に販売エリアを広げ、
手ごたえを確認してから、
1998年に全国展開をしました。

そして、
現在は、恵方巻の風習が、
日本全国で根付きました。

ちなみに、
恵方巻の仕掛け人の『野田靜眞』さんは、

「商品は、売れるものではなく、売るものだ。」との信念で、
コンビニの「おでん」や「おせち」を仕掛け、
再び、成功させました。

現在、才能のある『野田靜眞』さんは、
出世して、本社の役員をやられているそうです。

寿司と海苔業界の長年の夢が叶って、良かったと思います。

次は、何の業界が、記念日を作って、何を仕掛けてくるか?

動物病院関係なら、良いのに…。

そして、恵方巻といえば、海苔は欠かせませんが、
知らない人もいると思いますが、
海苔の養殖と動物愛護は、関係があります。(続く)
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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館、動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北、沖縄の
動物病院で勤務しました。

短期間ですが、
オーストラリアなど
海外の複数の動物園や水族館で、
研修した事があります。
詳しくは、
別のブログ「あっちこっち雑記」で。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。
詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

高校時代、
試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、

特に歴史の時は、
現地調査までする事があったので、

筆記試験の時は

関連事項まで、詳細に書くと、

テスト用紙の回答欄のスペースでは、

ものすごく不足したので、

裏まで書いても不足した時には、

2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、高校の時は、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、
白紙が、2枚配られるようになりました。

先祖は笛が得意で、
後白河法皇、後鳥羽天皇に、
褒められた事があります。

自分も、子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

水族館、動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、話し言葉や細かい所などは、
意訳の場合もあります。

リンクはフリーです。

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