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糸脈(3)

世界で初めて糸脈をしたのは、
『孫悟空』だそうです。

その昔、中国の帝が重い病気に罹り、
沢山の医師が治療を試みましたが、
治らなかったそうです。

藁をもつかむことで、
中国の帝の診察を請われた『孫悟空』でしたが、

身分の低いという理由で、

高貴な身分の帝には、直接会う事は出来ませんでした。

『孫悟空』は、帝の病気を治療したいと思い、
直接会わずに診察する方法を考えました。

そして、
寝殿近くで三本の金糸を宦官に渡して、
お側付きの方に、

糸を帝の左腕の寸、関、尺の脈所に縛り付け、
端の糸を渡してくれるよう頼んだそうです。

『孫悟空』は、
三本の糸の端を、
最初は、親指と人差し指、次に親指と中指、
そして、親指と薬指で、軽く引っ張りながら、

自分の呼吸と合わせつつ、脈の動きを調べたそうです。

脈を診た『孫悟空』は、

「陛下の左手の寸脈は早く、
関脈は緩やか、尺脈は非常に遅うございます。

私の診断した結果から申しますと、

心臓の動悸、沢量の汗、血尿や血便があるのでは、
ありませんか?」と聞いたそうです。

中で聞いていた帝は思わず、

「その通り、その通り。」と言ったそうです。

そして、『孫悟空』は、
大黄と峻下剤の巴豆に、
かまどの墨、馬の糞尿それに雨水などを混ぜた薬を、
処方した結果、帝は、見事に回復しました。

帝から、「肝心の妙薬は何か?」と聞かれた時、

『孫悟空』は、
馬の糞尿とは言えず、
「鎮咳や解毒時に用いる馬兜鈴(ウマノスズクサ)です。」と、
とっさに答えたそうです。

糞尿の話(15)-糞便利用で書いた通り、
漢方では、動物のの糞便が、薬の原料として、
使用される事があります。
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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館、動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北、沖縄の
動物病院で勤務しました。

短期間ですが、
オーストラリアなど
海外の複数の動物園や水族館で、
研修した事があります。
詳しくは、
別のブログ「あっちこっち雑記」で。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。
詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

高校時代、
試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、

特に歴史の時は、
現地調査までする事があったので、

筆記試験の時は

関連事項まで、詳細に書くと、

テスト用紙の回答欄のスペースでは、

ものすごく不足したので、

裏まで書いても不足した時には、

2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、高校の時は、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、
白紙が、2枚配られるようになりました。

先祖は笛が得意で、
後白河法皇、後鳥羽天皇に、
褒められた事があります。

自分も、子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

水族館、動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、話し言葉や細かい所などは、
意訳の場合もあります。

リンクはフリーです。

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