10月13日は獣医さんの日-大丈夫か?日本の政治家(7)
- 2017/10/29
- 05:05
「年収5千万円以上の犬猫診療施設が、
3割を超えているとする
日本獣医師会の2015年の調査結果から、
ペットの獣医師の収入が高すぎるために、
公務員獣医師になろうという人が少ない。
だから、獣医師の数をもっと増やすことによって、
ペットの獣医師の相対的収入を減らせば、
公務員獣医師になる人が増え、
公務員獣医師の不足が解消する。」と
的外れな事を言いました。
日本獣医師会によると、
この「収入」は一般企業の売り上げに当たり、
諸経費を差し引いていないそうです。
ちなみに、
厚生労働省の2016年の賃金構造基本統計調査によると、
動物病院など民間で勤務する
獣医の平均年収は約570万円で、
医師の約1240万円や
歯科医師の約860万円には、及びません。
ちなみに、保健所勤務の時、分かったのですが、
基本的に、役所では、
獣医師より、
医師の方が、格上で、待遇も良いです。
医師は、保健所所長になれますが、
獣医師は、
医師が、不在の時に限って、
臨時に所長になるそうです。
そして、
市役所主催の懇親会の接待費も、
獣医師相手より、
格上の医師相手の場合の方が、何倍も多いです。
そして、
獣医コンサルタント会社「メディカルプラザ」の
『西川芳彦』氏は、
「動物病院の臨床医は、
一般に公務員より勤務時間が長い。
病院によって差はあるが、
時給に換算すると公務員より低い。」と指摘しています。
その上、
院長となると、毎日、動物の病気だけでなく、
薬品や消耗品などの在庫管理や
器具機材、建物の整備・維持・保守・点検・手入れ、
経営や人事管理、税金事務や経営事務、釣銭の準備などもあり、
ダイレクトメールなどの顧客管理などなど、
少人数でやっていると、以上の事を全て管理し、
また、動物病院を獣医師1人でやっていると、
病気などで倒れると、病院が稼働しなくなるので、
自分の健康管理など、年中無休で仕事があるので、
時給に換算すると公務員より、かなり低いと思います。
北里大学の『高井伸二』獣医学部長も、
「動物病院の獣医は、高給取りではない。
でも、ものすごく頑張っている。
自由民主党所属の『山本幸三』衆議院議員の見解は、
表面的な数字を見ただけの暴言。」と言いました。
ちなみに、
国会議員の平均年収は約2千4百万で、
『山本幸三』議員は、約千6百万円で、
国会議員439人中、399位と低い方で、
ひがんでいるのかもしれません。
しかし、国会議員には、それ以外にも、
「文書通信交通滞在費」という手当が、
毎月百万円支給され、
この手当は無税で、領収書も不要となっています。
また、立法活動の経費として、
「立法事務費」が、
各会派所属の議員1人につき、
毎月65万円が、会派に支給され、
収支の報告義務がありません。
その他、秘書3人までの給与に当てられる
「秘書雇用手当」が、年間で約2千5百万円支給されます。
これら全てを合算すると、
日本の国会議員は、
年収6千7百万円となります。
そのため、日本の国会議員の給与は、
世界1位だそうです。
2位は、アメリカで、約千3百万円、
3位は、ドイツで、約9百万円だそうです。
『山本幸三』議員は、
年収に合った仕事をしていない。
むしろ、害を及ぼしているので、
日本を代表する仕事をしてはいけないと思います。
自由民主党所属の『山本幸三』衆議院議員は、
物事を正しく理解していない人みたいなので、
しゃべくるのが仕事の政治家だけど、
口を出さないようにしないと、外国にまで、
日本政府のボロがバレてしまいます。(続く)
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