光る動物(10)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(3)
- 2017/09/20
- 05:05
気が合わなかったのですが、
背に腹はかえられぬという事で、
中原を黄河流域勢力下におさめていた
戦闘能力の高い有熊国部落の首領で、
かつ華夏部族連盟の首領でもある『軒轅(黄帝)』に、
援軍を要請しました。
『軒轅(黄帝)』は、
『蚩尤』が、民を虐げていた事と
将来の自分の障害になると、
苦々しく思っていたので、援軍を出しました。
そして、
『軒轅(黄帝)』は、戦いの分析をした結果、
武器の違いが戦いに影響しているので、
『蚩尤』の武器工場を攻略しないと、
勝ち目がないと考えました。
そして、『軒轅(黄帝)』は、
今回の戦いに負けたら、人生が終わると考えたので、
いつ死んでもいいと言う覚悟で、
「冀州の戦い」と呼ばれる奇襲攻撃をしました。
『蚩尤』は、自分より格下と見ている
『軒轅(黄帝)(黄老)(姫軒轅)』に対して、
大したことは無いと、油断していました。
そのため、
『軒轅(黄帝)』は、
奇襲攻撃が成功し、
武器鋳造施設のある冀州城を、
占領する事が出来ました。
それは、
『大友宗麟』が、自分の先祖と戦った時、
『大友宗麟』が油断して、大敗したのに似ています。
ちなみに、
『足利尊氏』と自分の先祖と戦った時は、
最初は負けましたが、
後で大勝利となりました。
詳しくは、動物病院HP「歴史の話」で…。
そして、『軒轅(黄帝)』は、
冀州城には、冶金施設が無傷で残っていたのと、
冶金技術を持つ技術者がいたので、
捕虜としました。
そのため、『軒轅(黄帝)』軍は、
金属の武器が使えるようになり、
戦闘能力が、ものすごくレベルアップしました。
『炎帝』は、臣下の『軒轅(黄帝)』が、
『蚩尤』の力を少し削ぐだけで良いと考えていたのに、
金属の武器の武器を使えるようになり、
『軒轅(黄帝)』が、
あなどれない力を手をつけて来たのを、
面白くは思いませんでした。(続く)
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