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これは?(32)-輝く虫(6)

沖縄に住んでいる時に見た事のある、
日本のチョウとしては最大級の

タテハチョウ科のオオゴマダラ( Idea leuconoe)の


蛹は、金色に輝いています。


ゆっくりと羽ばたきフワフワと飛ぶ事と、
羽の模様が新聞紙が、
風に舞っているように見えることから、
沖縄では、新聞蝶と呼ぶ人もいました。

沖縄では、平地から山地まで生息し、
季節を問わず繁殖するので、
通年見ることが出来ますが、冬は少な目です。

ちなみに、
沖縄県の宮古島市や石垣市の
市のチョウに指定されています。

透明な翅を持つトンボマダラチョウの仲間で、
中南米アマゾンの熱帯雨林に生息している、
オオゴマダラと同じタテハチョウ科の
トラフトンボマダラチョウ(Mechanitis polymnia)の
トラフトンボマダラ蝶(Mechanitis polymnia)

蛹は、ビックリするくらいピカピカに輝いています。


蛹のメタリックな色は、
光学迷彩効果で、
外敵から身を守っていると考えられています。

ちなみに、
世界一美しい蛾と言えば、
「マダガスカルの夕焼け」と言われる、
マダガスカル島固有種の
ニシキオオツバメガ(Chrysiridia rhipheus)と言われています。



発見当初は、日中に活動する事と、
アゲハチョウの翅の形に似ているので、
蝶と考えられていたそうです。

Chrysiridia rhipheus

幼虫時代、毒草を食べるので、
成虫にも毒があるそうです。(続く)
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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館、動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北、沖縄の
動物病院で勤務しました。

大阪に住んでいた時、
ジュニアリーダーをしていたので、
キャンプなどの指導などをしていました。

旅が好きで、バイクや車で
北海道や東北、関東などを、

野宿しながら、放浪しました。

そして、
海外14カ国を、放浪し、

海外の複数の動物園や水族館で、
研修しました。

詳しくは、
別のブログ「あっちこっち雑記」で。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。

先祖は、足利尊氏と戦い、
多々良浜の戦いでは、
敗戦しましたが、

筑後川の戦いなど、
最終的には勝利し、

3代将軍足利義満まで、九州を治め、

中国の「明」と、貿易をしていました。

詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、

特に歴史の時は、
現地調査までする事があったので、

筆記試験の時は

関連事項まで、詳細に書くと、

テスト用紙の回答欄のスペースでは、

ものすごく不足したので、

裏まで書いても不足した時には、

2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、
白紙が、2枚配られるようになりました。

先祖は笛が得意で、
後白河法皇、後鳥羽天皇に、
褒められた事があります。

自分も、子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

水族館、動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、色々な事を書いていますが、
話し言葉や細かい所などは、
意訳の場合もあります。

リンクはフリーです。

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