光る動物(4)

その活用法は、GFP遺伝子を他の動物に導入するという事です。

GFP遺伝子を線虫に導入すると、
導入した部分が発光したのです。
keikou

即ち、GFP遺伝子を異なる種類の動物の中に導入すれば、
導入部分が光るので、遺伝子を観察できる事が分かったのです。


GFPは遺伝子からタンパク質がつくられた時に、
自らが化学反応を起こして蛍光タンパク質になります。

だから、動物や植物など区別することなく、
細胞の中にGFPの遺伝子を導入すれば、
細胞内でGFPはつくられ、
そこに青色や紫外線(GFPを励起できるのは紫外線から青色の光)を
当てれば、緑色の光を放すそうです。

GFPの仕組みが発見された頃、
生命活動を支える多くのタンパク質が見つかり、
次々に発表されている時期と重なっていました。

しかし、
それらのタンパク質が何時、何処で何をしているのか?
生きた細胞の中で観察することができませんでした。

その時期に、GFPとその活用方法が発表されたのでした。

そして、解明したいタンパク質にGFPを付ける事で、
生きた細胞の中でどのように動くか光によって、
追跡できるようになったのです。

これは生命科学に革命をもたらしました。(続く)
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