日露戦争(15)-不思議な話(1)

『柳田国男』の「遠野物語拾遺」によると、
日露戦争の時、
陸上戦で、不思議な事があったそうです。

ロシアの捕虜の数人が、

「日本兵で、
黒服を着ている兵隊を射てば、
倒れたが、

赤服や白服の兵隊は、
いくら射っても倒れなかった。

何故、倒れなかったのか?」と聞いてきたそうです。

しかし、
「ほとんどの日本兵は、基本、黒服なので、
夏服の白服を着た日本兵や
ましてや赤い服を着た兵士は、珍しい。」とのこと。

白い服と言えば、

出雲大社には、
「戦時には、日本軍を助けるために、
境内から白い鳩がいなくなる。

そして、戦争が終わると、
帰って来る。」と言われているそうです。

また、幽霊の着物の色か、
お稲荷さんの色とも言われています。

では、赤い服は?

香川県高松市の浄願寺の禿狸や、
今治市にいた梅の木狸たちは、一族を引き連れて、
日露戦争に出征して、
赤い軍服を着た一隊として活躍したそうです。

敵がいくら射撃しても、
赤い軍服を着た兵隊には一発も当たらず、
弾が気にならないらしく、
平気で進んで行ったそうです。

そして、赤い軍服を着た兵隊を撃つと、
まぶしい光が見えて、
一瞬、目がくらんで、動けなくなったそうです。

逆に、赤い軍服の者が撃った弾は、
百発百中だったそうです。

また、
得意の変化の術で、
小豆一粒を兵隊一人に見せかけて戦ったり、

あるいは、
化けて山をつくり、
そこに敵兵が、登って来たところで、
山をひっくり返し、
敵をやっつけたそうです。(続く)
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