日露戦争(11)-ロジェストヴェンスキー(2)
- 2017/05/05
- 18:02
司令長官『ジノヴィー・ペトロヴィチ・
ロジェストヴェンスキー』は、
戦いが始まってから約30分で、
『東郷平八郎』司令長官が率いる
日本艦隊の集中砲火を浴び、
司令長官『ロジェストヴェンスキー』は、
右肩骨折、右足踵の動脈切断という重傷を負い、
全身血まみれで、顎髭も半分焼けて、
ボロボロになりました。
駆逐艦「ベドーヴイ」は、
旗艦「クニャージ・スヴォーロフ」に近づき、
司令長官『ロジェストヴェンスキー』を、
救出しました。
司令長官『ロジェストヴェンスキー』は、
意識がもうろうとした中、
『ニコライ・イワノヴィチ・ネボガトフ』に、
全軍の指揮をゆだねました。
そして、司令長官『ロジェストヴェンスキー』を、
乗せた駆逐艦「ベドーヴイ」は、
一旦、体制を立て直すため、
ウラジオストックに向かいました。(続く)
- 関連記事