寄生虫の野望(6)-トキソプラズマ(3)

トキソプラズマは、ネズミだけではなく、
人間も影響を受ける事があります。

チェコの進化生物学者Jaroslav Fregr博士は、
「トキソプラズマは、人間も含めて、
動物の脳をコントロールしている。」という学説を、
主張しました。 

何故なら、
1990年、Fregr博士の同僚の研究者が、
トキソプラズマの新たな診断テストを開発したので、
Fregr博士が、試験に参加しました。

その結果、Fregr博士が、
トキソプラズマに感染している事が分かりました。

その時、 Fregr博士は、
最近、道を渡っている時、
車にクラクションを鳴らされたのに、
飛び退かなかった経験が、
最近多くなてきたので、

自分の恐怖心が、鈍くなり、
自殺願望があるのかと悩んでいましたが、

その答えが見つかった気がしたそうです。

Fregr博士は、
トキソプラズマに感染したネズミ恐怖感を低下させ、
ネコに食べられやすい状態になる事を知っていたので、
人もそうなのではと考え、

2009年に、
3890人の15年間公衆衛生データの分析を行った結果、
トキソプラズマと人間の行動について、
いくつかの驚くべき関連性があることを突き止めました。

その結果、
トキソプラズマに感染した人は、
交通事故に遭う確率が2倍以上高まることが分かり、
これはトキソプラズマが、
反応時間を遅くするためだと考えました。

そして、(続く)
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