寄生虫の野望(4)-トキソプラズマ(1)

哺乳類も寄生虫に、
コントロールされることがあります。

1908年に、
北アフリカの国々に生息する
齧歯目のアトラスグンディの脾臓から、



原虫のトキソプラズマが初めて発見されました。

ちなみに、トキソプラズマの学名 (Toxoplasma gondii)の、
gondiiは、アトラスグンディが由来だそうです。

トキソプラズマは、
ネコやネズミだけでなく、
ネコの糞などを介して、
人間も含めて、哺乳類や鳥類など
ほぼ全ての温血動物脊椎動物に寄生します。

トキソプラズマは、無性生殖を、
人間を含む哺乳類や鳥類の中間宿主で行い、

有性繁殖は、
終宿主のネコの腸内のみで行うそうです。

オックスフォード大学の
疫学者『ジョアン・ウェブスター』博士や
複数の研究者により、
トキソプラズマに感染したネズミが、

毛繕いをほとんどしなくなり、
無気力で、動きが鈍くなる事が分かりました。

そして、
トキソプラズマに感染したネズミと感染していないネズミに、
ネコのニオイをかがせてその反応を調査した結果、

トキソプラズマに感染していないネズミは、
周囲を警戒し始めたのに対し、

感染しているネズミは、
全く警戒心を示さなかったそうです。

そして、トキソプラズマが、
宿主に及ぼす影響について、
さらに研究が続きました。(続く)
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