記事一覧

寄生虫の野望(1)-ロイコクロリディウム

寄生虫に、宿主が支配されることがあります。

有名なところでは、
映画「パラサイト・イヴ」でも紹介されていた
吸虫のロイコクロリディウム(レウコクロリディウム)。

ロイコクロリディウムは、
終宿主の鳥で卵を産み、
中間宿主のカタツムリで成長するそうです。

まずは、
鳥の糞の中にロイコクロリディウムの卵があり、
カタツムリに食べられるのを、じっと待っています。

カタツムリに食べられると、
カタツムリの体内でふ化し、
成長していきます。

次に、成長を完了するために、
消化管から、触覚に移動し、
鳥に寄生する準備をします。

カタツムリは、
ロイコクロリディウムが入った触覚が、
膨れたり脈動したりするので、

気になり、
違和感を解消するため、イモムシの様に、
触角を回転させるそうです。


通常の触覚


触覚に移動中

普通、カタツムリは、
鳥に食べられるのを防ぐため、
暗い場所を好みますが、

視界が遮られることが影響して、
明るいところを好むようになるそうです。

触角は、暗いと動かしませんが、
明るい時によく動かすそうです。


移動が完了すると、触覚がイモムシの様に見えます。

鳥は、イモムシと間違えて捕食するそうです。

そして、
ロイコクロリディウムは、
腹部の吸盤で、鳥の直腸に吸着し、
体表から鳥の消化物を吸収して成長し、
成虫になるそうです。

雌雄同体で、
交尾をすることも出来るし、単体でも、
卵を産む事が可能だそうです。(続く)
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

最新記事

プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館・動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北・沖縄の
動物病院で勤務しました。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。
詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

高校時代、
筆記試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、
時には、歴史の時は、
現地調査までしていたので、

回答欄のスペースでは、不足したので、
裏まで、時には2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、高校の時は、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、自分だけ白紙が、
2枚配られていました。

先祖が笛が得意だったのと、
子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、話し言葉などは、
意訳の場合もあります。

リンクはフリーです。

知らせてもらえれば、
嬉しいです。

検索フォーム