寄生虫の野望(1)-ロイコクロリディウム

寄生虫に、宿主が支配されることがあります。

有名なところでは、
映画「パラサイト・イヴ」でも紹介されていた
吸虫のロイコクロリディウム(レウコクロリディウム)。

ロイコクロリディウムは、
終宿主の鳥で卵を産み、
中間宿主のカタツムリで成長するそうです。

まずは、
鳥の糞の中にロイコクロリディウムの卵があり、
カタツムリに食べられるのを、じっと待っています。

カタツムリに食べられると、
カタツムリの体内でふ化し、
成長していきます。

次に、成長を完了するために、
消化管から、触覚に移動し、
鳥に寄生する準備をします。

カタツムリは、
ロイコクロリディウムが入った触覚が、
膨れたり脈動したりするので、

気になり、
違和感を解消するため、イモムシの様に、
触角を回転させるそうです。


通常の触覚


触覚に移動中

普通、カタツムリは、
鳥に食べられるのを防ぐため、
暗い場所を好みますが、

視界が遮られることが影響して、
明るいところを好むようになるそうです。

触角は、暗いと動かしませんが、
明るい時によく動かすそうです。


移動が完了すると、触覚がイモムシの様に見えます。

鳥は、イモムシと間違えて捕食するそうです。

そして、
ロイコクロリディウムは、
腹部の吸盤で、鳥の直腸に吸着し、
体表から鳥の消化物を吸収して成長し、
成虫になるそうです。

雌雄同体で、
交尾をすることも出来るし、単体でも、
卵を産む事が可能だそうです。(続く)
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