キツネの話(1)

動物園勤務の時は、
秋田市民の皆さんの前で色々な話をしていましたが、
動物園を辞めてからは、沢山の人の前で、
話す機会はありませんでしたが、

秋田市役所の依頼で、久しぶりに
犬猫から野生動物まで
色々な動物の話をしました。

コンパニオンアニマルを語るには、
野生動物が人に飼われるまでの
歴史が大切だと思います。

その事を知らない、
動物を人間が愛護してやるという上から目線の、
ある社団法人には、系統だった考えが、
面白くなかったみたいですが、

別にその社団法人は、
専門の動物の勉強をしてきた
動物の専門家集団でもないし、

だから、系統だった考え方が嫌いだと思います。

また、
直接、体を動かして動物を助けるわけでもない、
ただ単に、お金を集めるのが、得意で、
「動物を可愛がりましょう。」と言うだけの口先だけの
上から目線の一般人集団なので、
野生動物が、ペットになるまでの歴史を、
理解できなくても、仕方が無いと思います。

まあ、期待は出来ませんが、
少しはまともな人もいるとは思いますが…。

自分的には、
野生動物がペットになる過程は、
基本で大切だし、面白いと思うので、
気にしないで、同じ話をします。

動物が変化するのは、遺伝子の「突然変異」です。  
起こる確率は、「100万分の1」。

厳寒のロシア(ソ連)では、「毛皮のコート」のために、
野生のキツネが工場で飼育されていたそうです。

遺伝学者Dmitri Belyaev氏は、
そのキツネたちの中に不思議と
「人を恐れないキツネ」がいることに気が付きました。

飼育風景

そして、
「何故人を恐れない個体がいるのか?」と疑問を持ったそうです。

そして、「遺伝子が関係しているのでは?」と考えたそうです。

そして、
『ロシア科学アカデミー』で、

「野生動物の家畜化で最も重要な因子は、
おとなしさの選択的繁殖である。」と考えた
Dmitri Belyaev氏により、



「野生動物が人間に順応し家畜化されたプロセス」を解明するために、
1959年から「キツネの家畜化」が40年間研究されました。

毛皮用のキツネの飼育場などから、おとなしそうな
雄30頭と雌100頭が、研究所に集められたそうです。(続く)
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