高峰譲吉(15)-アドレナリン(2)
- 2017/01/01
- 05:05
『ジョン・ジェイコブ・エイベル』は、
血液がアミノ酸を含むことを発見し、
腎臓病の治療に用いられる透析への道を、
開いた事でも知られています。
『エイベル』は、
『高峰譲吉』と『上中啓三』から少し遅れて、
ヒツジの副腎から、
「アドレナリン」と同じ物質を分離し、
「エピネフリン」と名付けました。
ちなみに、
「アドレナリン」は英語、
「エピネフリン」はギリシア語で、
副腎という意味に由来するそうです。
日本では、副腎髄質ホルモンを、同じものなのに、
生物学では、「アドレナリン」と呼んでいますが、
医学では、「エピネフリン」と呼んでいます。
副腎髄質ホルモンを、
ヨーロッパでは、『高峰譲吉』たちの功績を認めて、
「アドレナリン」と呼んでいます。
アメリカでは、副腎髄質ホルモンは、
『エイベル』が発見したと考えられていたので、
「エピネフリン」と呼ばれているそうです。
何故なら、(続く)
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