昔話(143)-高峰譲吉(12)-タカヂアスターゼ(4)

1899年に、第1回万国商業大会に、
日本代表として出席した『大谷嘉兵衛』は、

アメリカ合衆国大統領『ウィリアム・マッキンリー 』と面会し、
日本茶への高い関税についての撤廃を陳情し、
太平洋の海底に電話線を引くことを提案すると、

参加者の万雷の拍手を受け、
アメりカの新聞に大きく報じられました。

そして、日本のみならず、
アメリカでも有名人になった『大谷嘉兵衛』は、

『高峰譲吉』を訪ね、
「自分の所で修行した『塩原又策』は、
将来有望と保証しますので、
今後も、よろしくお願いします。」と頼みました。

実は、『高峰譲吉』は、

『西村庄太郎』を介して、
「タカヂアスターゼ」の輸入販売権を許可したりしましたが、
『塩原又策』とは、直接会った事が無く、
文書や電報でしか連絡を取っていなかったので、

医薬品業界では、
単なる一業者にすぎない『塩原又策』の販売力に、
一抹の不安を惑じていました。

そのため、
このまま『塩原又策』の会社に任せていいかを、
悩んでいるところでした。

『高峰譲吉』が、信頼できると考える『大谷嘉兵衛』が、
太鼓判を押す『塩原又策』を、
自分の眼で十分確かめ、
今後の付き合い方を決める事にしました。

そして、(続く)
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