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高峰譲吉(7)-麹(5)

渡米した後、『高峰譲吉』と『藤木幸助』は、
米麹を使ったウイスキー作りの研究をし、
完成したそうです。

そして、
米麹ウイスキーで、安く量産されたウイスキーは、
全米で、大人気となりました。

そのため、
モルト工場の売り上げが減り、
オーナーや職人などの関係者たちが、怒りました。

後日、詳しく話しますが、
2016年、アメリカ国民が、
差別主義者の『ドナルド・トランプ』を大統領に選んだように、
現在でも、基本白人は、人種差別を受け入れるので、

当時、
アメリカの白人たちは、
人種差別は当たり前で、
白人以外は、
人間として取り扱う必要性がないと、
本気で考えていました。

だから、
黄色人種が白人より優位に立つことは、
許せないので、
牛、豚、魚を食べる為に殺すのと同じように、
黄色人種は、
殺しても問題ないという事になり、
モルト工場のオーナーや職人などの関係者たちが、
『高峰譲吉』の殺害を企てました。

当時、アメリカで、白人が、
黄色人種の富豪『高峰譲吉』が殺して、
白人の犯人たちが、捕まったとしても、
不問か軽い刑で済んでいた、
あるいは、犯人が白人と分かった時点で、
その後の捜査をしないで、放置していたと思われます。
但し、黄色人種が、金持ちの白人を殺したら、
血眼になって、犯人を捜し、極刑になったと思いますが…。

ちなみに、
映画「猿の惑星」の構想は、
原作者のフランス人『ピエール・ブール
(ピエール=フランソワ=マリー=ルイ・ブール)』が、
日本人の捕虜になった時、思いついたそうです。

『ブール』は、
フランス領インドシナで、有色人種を、
奴隷のように酷使していた農場の監督でした。

『ブール』は、インドシナで、
親ナチスだったフランスのヴィシー政権や
日本に対して、
レジスタンス運動を行っていましたが、

日本軍の捕虜となって、
白人と有色人種の立場の逆転を経験し、
絶対王者が、反対の立場になるという、
盛者必衰を感じました。

その後、『ブール』は、
ヴィシー政権の仏印植民地政府に、
引き渡されたそうです。

その後、『ブール』は、
日本軍の捕虜となった経験を基に、
「人間を支配する猿=日本人」と感じて、
「猿の惑星」や

日本軍の捕虜による
橋梁建設の話「戦場にかける橋」を、
書いたそうです。

「猿の惑星」が、
日本で上映されると聞いた時、

最初、関係者は、
日本で、大批判が起こると思われるので、
中止した方が良いのでは、と心配しました。

しかし、大ヒットしたと聞いた時、安堵し、
「猿が、猿を見て喜んでいる。」
と大笑いしたそうです。(続く)
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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館、動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北、沖縄の
動物病院で勤務しました。

大阪に住んでいた時、
ジュニアリーダーをしていたので、
キャンプなどの指導などをしていました。

旅が好きで、バイクや車で
北海道や東北、関東などを、

野宿しながら、旅をしていました。

そして、
海外14カ国を、旅をして、

海外の複数の動物園や水族館で、
研修しました。

詳しくは、
別のブログ「あっちこっち雑記」で。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。

先祖は、足利尊氏と戦い、
多々良浜の戦いでは、
敗戦しましたが、

筑後川の戦いなど、
最終的には勝利し、

3代将軍足利義満まで、九州を治め、

中国の「明」と、貿易をしていました。

詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、

特に歴史の時は、
現地調査までする事があったので、

筆記試験の時は

関連事項まで、詳細に書くと、

テスト用紙の回答欄のスペースでは、

ものすごく不足したので、

裏まで書いても不足した時には、

2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、
白紙が、2枚配られるようになりました。

だから、
高校の時、歴史の先生から、
歴史関係の進路を、
ものすごく強く勧められました。

でも、
生物の方が好きだったので、
獣医になりました。

先祖は笛が得意で、
後白河法皇、後鳥羽天皇に、
褒められた事があります。

自分も、子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

水族館、動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、色々な事を書いていますが、
話し言葉や細かい所などは、
意訳の場合もあります。

リンクはフリーです。

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